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Boston



Boston


ようやくスカッとした天気になり、風もやんだ。
ということで、時々スキップを入れつつ町をぶらぶら。

サンクスギビングセールの残り物でも漁ろうか。。
と歩いてみるけど、やっぱり車がないとキツい。。

新聞を読むと、マサチューセッツ州の消費税が
値上がりしたこともあって、かなりのお客さんが無税の
ニューハンプシャーに逃げているとの事。。。が、
そのニューハンプシャーは田舎度があがり、消費税の
お得度を相殺してしまうくらい、しょうもないものしか
売ってないんだよなぁ。。。

WAL☆MARTみたいな、格安大型テレビや、ゲームなど
どこでも同じような商品を激安セールする所!なんかは
いいのかもしれない。

散歩から戻ると馬鹿仕事。というより、エクセルのデータが
またもやぶっ飛んでしまい、ここ4年間のフライトデータを
カウントし直したりしています。なんたる不毛な作業。。


Boston


つぶれたサーキットシティの廃墟とレンタカー。

Boston

本当は、アイスランドに入ってOFFにしていた

「貧乏旅行!一日いくらまで!リミッター」

の電源をONにし、更に切り詰めたい所だけど...
入国で何やかやあったので、空港泊やらは避けたいし、
帰国に向けて頭もすっきりさせておきたい...と思い、




新しいボストンの地下鉄の車輛はドイツのシーメンス社の車輛。

サンクスギビング翌日は、Hotwireで当日のホテルを探す。
空港近くのちょい高めクラスのホテルが、程よい価格。

寝そべってでもイイからお湯にカラダを沈めたかったり、
他の旅行者に気兼ねせず荷造りなんかをすすめ、
予約を完了させると、出てきたホテルはHyatt。



コンベンションセンターがフル稼働したり、野球が
クライマックスを迎える季節の週末なんかは、猛烈に
高くなるんだけど、税込みで100ドル切り。

部屋のネットにお金を払っても、1万円以下。


荷物はホームレスと変わらん(というかホントにホームレスなんだが....)。

これは安いと思う。

ま、来年からは収入が減る可能性(ほとんど旅ばかり)が
高いので、贅沢は1泊だけにしておく。


運河を挟んだ対岸にインデペンデンス砦が見える。

最近の日本食ブームは完全に定着しつつあり、
こちらに来てからは、似非日本食飯な。



American Chinese Japanese

American Korean Japanese

ばかり食っています。

本物は日本で楽しみたいからなぁ。。


2009年11月末時点の訪問国


マップを作れるサイトによると...visited 113 countries (50%)

世界の国の数え方は、マチマチなのでこのサイトからだと
113カ国ということ。半分かよ。

うおぉおおおおお!数も見た目もまだまだじゃねーか!

来年前半で、大洋州と南米を片付けてやる。ヌハハハハ。。。。
その後は南アワールドカップの時にアフリカを。。

はぁ。。マイルはあるけどお金と体力がもつかなぁ。。

ブラックフライデーセールの方は、

お目当ての靴は買えた!けれど、欲しかったテントと
一部のキャンプ用品が品切れか値引き対象外。

急ぎのものだけを購入し、今日は早めに寝る事にします。


ちなみに2009年7月末。visited 83 countries (37%)

見た目の変化はあまりないのですが、島国や小国をザーッと
片付けたので、訪問国数だけはかなり増えています。。

サンクスギビング と 恐怖の為替市場



サンクスギビング

サンクスギビング当日のアメリカは、日本のお正月のような町。
特に午後になると、町は死んだようになり、サブウエーとかまで
閉まってしまいます。

さてさて、為替が凄い事に。。USDもあれですが、EURも。。

1ヶ月前、日本を出発する時、1EURを140円くらいで成田空港で
買った記憶があるのですが。。。130円をサクッと割って
しまった。。こんな猛烈なのは去年の9月以来だな。。アワワ

値動きは追っかけるけど、もう少し様子見をして少し
USDとEUR。仕事に旅行に使う程度だけ買っておこうかなぁ。

Boston Celtics VS. Philadelphia 76ers



Boston Celtics VS. Philadelphia 76ers


バスケの経験者には申し訳ないけど、バスケなんて
1st〜3rdQまでは、お遊びみたいなもので、4thQに
どれだけ気力体力精神力が維持できているか?
最後の15分が、ソレまでの45分の10倍くらい重要なスポーツ。

というのが自分のバスケ知識というか認識。ちなみに漫画の
「スラムダンク」は名前は知っているし、絵がどんなものかも
知っているけど、1話も読んだ事がありません。

ったく3Qまでは両チームともその辺をマラソンでも、
七面鳥でも追いかけてればいいんじゃないのか??
ぐらいに思えてならず、実際のNBAの試合を会場で観ても
その気持ちを強くするだけ。。。

この試合も、4thQになると俄然盛り上がるんだけど、
やったらタイムアウトで試合が中断され、のばしのばし。
なんだかなぁ。。。と思うし、ピックプレーでガチガチプレーヤーが
ぶつかっているのに、ゴール前、チコッと触っただけでホイッスル!

っていうのも素人目には、イチイチプレーを止めるなよ。

と思ってしまう。

ゲームは113-110でセルティックスの勝利。



ただ、スタジアムは場の雰囲気を楽しませる「仕組み」や、
「お決まり」で満ちていて、盛り上がる。盛り上がる。

バスケに対しての文句が多い割にけど、アリーナでは、
底抜けなアメリカ人につられ、手を叩いたり踊ったり。。。
もりもり楽しんだのでした。。面白かったなぁ。

プロスポーツはアメリカの一部だよなホント。。



チケットは最上段の席で10ドル。安い。

来年は、アイスホッケーかインドアラクロスの試合を見に来ようっと。

Boston



Boston

実に、Bostonのユースに17年か16年ぶりに宿泊!
無線LANやらは付いたけど、部屋や食堂など、
うっすらと残る記憶とあまり変わらない。

午前は、24日だか放送の伊集院のラジオを聴きながら
データやら領収書やらを整理。。。していると、
熱い日本人が同じ部屋。今回の旅が充実したのは、
出会う人が面白い人続きなのが大きいと思うのですが、
今回も熱くて濃い英国留学中の日本の学生さん。

脳味噌と若さがあれば、是非勉強したかった。。彼が
学んでいる学問と、自分が僻地や小国巡りで見かける
四方山話は、かみ合ったり背中合わせな部分が多く。。
なかなか楽しい。

「周りの人間とに様々な話を交わしつつ、自らの
 生きるありようを、知らず知らずのうちに決めてゆく」

ということを、作中の人物に語らせる時代小説が
あったけど、熱いトークというのは歳がかなりいって
しまったとしても、心とカラダに良いみたい。
カッカしくるなぁ。ま、もう選べる道などほとんど
ないのだけど。。

そんなんだからか、昨日の尋問まがいの係官の
インタビューでさえ、いい経験したなぁなんて
思えている。。。というハイテンション持続中。

これ以上は、なんか馬鹿な事まで書いてしまいそうなので、
この辺で。。

夜はバスケを見に行こうと思ってます。

FI 631 KEF-BOS






ホテルからバスターミナルまで歩く。バスターミナルからだと
500クローナ程安くなるようで、1700クローナ。溶岩が作り出した
大地を45分程走ってケフラビーク空港に到着。


欧州からアメリカ便でおなじみ!の質問ブースなどはなく、
あっという間に手荷物検査も終わり免税店などのロビーへ。


ここで買い忘れたアイスランドの国旗シールやちょっとしたお土産を
買ってみたり、敷地内にあるスーパーでサーモンとキャビアと
バンを買い、塩っぱいサンドイッチを作って頬張ったりして過ごす。


時間が来たので小さな出国ブースのある、イギリス、米国向け
フライトが集まるターミナルの奥に向かい、ロンドン行きの
乗客等と一緒に搭乗案内を待つ。小さいながらもカフェや免税店が
このブースにもあるけど、買い物はしなかった。。

さて搭乗。

機内では

今更。。。今更。。。今更。。。

「キングダム オブ ヘブン」

を鑑賞。。あーーー、もっと早く観ておけば良かった。。


ほぼ定刻に久しぶりの帝国到着。VSの便が少し前に入ったようで、
審査の列がはけるのに少し時間がかかる。無事入国審査を終え、
サラーッと税関用紙を見せるブースに向かうと、その前に
申告用紙を見せなさい。。。とのこと。

--- 中略 2時間 ---

「Free to Go」

と係官に言われ、ようやく解放。

RC 401 FAE-RKV









RC 401 FAE-RKV


大英帝国への便でしか利用されないであろうブース。

コペンハーゲンからは毎日2便フライトがあるようですが、
その他への都市へは週2〜4便前後。スコットランドの
アバディーンや、アイルランドにも飛ばしているようです。



到着前のレイキャビクの町の灯が暖かく、そしてなんだか
大都会にやってきたような気がする。


フェロー語の新聞。U-21がアンドラ(人口8万5千)と引き分けたらしい。



フェロー諸島には大学がないので、16歳位から
若者がどんどん島を出てしまう。
若いチームをビルドアップするのは大変だろうなぁ。。


機内用の小さなワイン3本でいい気分。



今夜のレイキャビクは月夜。気温は2度くらいで快晴。







例によって空港からホテルまでは歩き。歌を歌ったり、
芝生で寝転んだりしながらだったので、一時間近く
かかってしまった。


フェロー諸島 最終日



トースハウン

さて、最終日。




本日は、なだらかな斜面に広がるトースハウンの町を今度は
登ってみようと思いホステルを出る。ツラーっと目抜き通りを
歩いていると林に小川、といった気持ちの良さそうな小道が現れる。
町の中で川なんてのはなかったから、何処かで暗渠になって
いるのかなぁ。。。


大きくはないんですが、鱒のような魚や、川底をノソノソ泳ぐ
カジカのような魚がいます。。源流は。。ナショナルスタジアムの丘!

今回のフェロー諸島滞在中、夜は酷い雨模様なのに、日が昇ると
雨雲はどこへやら?の天気になり、毎朝生まれ変わったように
瑞々しくなるトースハウンを満喫してきましたが。。。
この小道はまた格別。

水に緑に瑞々しい空気というのは、気力や体力をもりもり
回復させる効果があるようで、数日のフェロー滞在で、
ギリシャやロンドン辺りでへろへろだった体調がかなり
回復しているのを実感する。


真ん中奥のカクッとなっているのがスタジアム。

さて、木々を抜けるとフェロー諸島のナショナル?スタジアム。

観客席は少ないものの、松竹梅三面のフィールドがあり、
メインのスタジアムは、ゴール裏にクラブハウスだかを建設中。



工事のおじさんはダメダメなんて野暮な事は言わず、スタジアムを
ふらつく怪しい日本人をほったらかしにしてくれる。



収容能力はどれくらいだろ?1万人くらいかな?スタジアムが
全部フェロー諸島のサポーターで埋まったら、総人口の
2割くらいが一挙にスタジアムに集まる事になるなぁ。。

フェロー諸島は、サッカーとハンドボールが盛んなようで、
小さな集落でも立派な芝のスタジアムを目にします。そして、
自治領ながら、独自のナショナルチームを持っています。


サブのスタジアム、左のシートが一部リーグチャンピオンHB,
右の
シートが一部リーグ8位のB36。スタジアムを分け合ってるのかな?


僻地で少ない人口なのにも関わらず、年齢別の組織とはいえ、
サッカーには5部リーグ!まであり、スポーツ用品店で確認しても
笑いながらソウダヨン!一応5部リーグまであるヨン!
とお兄さんが答えてくれた。

けれども、さすがに総人口5万人。

ワールドカップでもユーロの予選でも、サッカー強国には基本的に
ギッタギタに負けてしまいます。。。

。。。。が、ホームゲームでは、選手も燃える上、長旅?
で弱っている相手国を苦しめることで定評があるのです!

そして2010ワールドカップ予選では、見事、人口実に66倍!
330万人のリトアニアを撃破しています。。

ちなみに、日本をフェロー諸島に換算すると、日本代表が、
84億人の人口を抱えるどっかの国となんかのスポーツをして、
勝利!といったレベル。

日本代表をリトアニアに換算すると、札幌(約200万人)代表に、
日本(1億2千万)破れる!みたいな。。。。

☆このスタジアムより更に僻地のToftirスタジアム(Google Map)で
   リトアニアを迎え撃ち、2-1で撃破した映像(Youtube)

野球でもサッカーでも防戦一方の弱小チームとかが、
たまに勝ったりするになんだか痺れるんだよなぁ。。。



さて、このスタジアムの丘を下り始めた時点で、今回の
旅は何となく帰り道。旅をかるく振り返ってみると。。。



シーズンオフでつまらない?と思いきや、寂しい季節だからこそ、
力の抜けたヨーロッパの小国をたくさん旅でき、それ以上に、
気持ちのいい旅行者にたくさん出会え、なかなか楽しかったなぁ。



良かった良かった。。

町に戻り、カフェでバスを待ちながら絵葉書を書き、ネットを
チェックしていると、「伊東美咲がハワイで挙式旅行へ。。。」
のニュース。入籍したのは知っており、

「伊東美咲がいない日本になんか帰ったって仕方がないぜ!」

と思っていたくらいなのですが、結婚式のドレスは

神○うのデザインとのこと。

あ、あのヘビと鳥の掛け合わせみたいな顔した女が
お友達だったのね。。

ということでめでたくフェロー諸島にて、
数年来の、隠れ伊東美咲熱が一気に冷める。



空港へのバスは、午後2時に町のバスターミナルを出発。


コルトゥル島 / KOLTUR



コルトゥル島 /  KOLTUR

今日は、ユースで同宿のフリックとフィオナのカップル&
赤ちゃんと連れ立ち、人口一家族。現在の全島人口5人の
コルトゥル島に向かう事にする。

こちらに来て初めて知ったのですが、ファロー諸島では、
道路や航路でつながれていない島や利便性の悪い島に
ヘリコプターを飛ばしており、島を周遊する便にあわせれば、
週に3日は本島などと行き交う事ができ、安い。

人口5人の響き以上に、アクセスは悪くなく、曜日によっては
午後1時くらいに島に向かい、3時過ぎに島を離れるのも可能です。



運び屋と同じく、国境や僻地が大好きなフリックは、
絶海の孤島!人口5人!とかの響きがタマラナイ様子。。
かくいう私も前日から久しぶりにドキドキする。。

さて、空港に向かってヘリコプターを予約する。基本的に
フェロー諸島の僻地の方々のライフラインのため、旅行者の
優先順位は低いのですが、日曜という事もあって島民の利用が
少ない様子。14人だか12人の定員のところ、5人の乗客でした。

さて、生まれて初めてのヘリコプター。

大門軍団やらルパン三世に習って、手すりにつかまるか、
縄梯子にぶら下がりながら島へ向かいます。

というのは嘘で、ヘッドホンをがっちりはめ、シートベルトを
パチットはめていざ!


右手の小さな島。島の南東の僅かな部分を除いてほとんど絶壁。

といっても、フライトタイムは6分か7分。

島の西側の絶壁をスルーして、緩やかな傾斜になった島の
東側に着陸。。何にもない草と岩とちょろっと民家のある島に、
プロペラをブオンブオン回したまんまの離着陸。。そこで急ぎ足で
荷物の上げ下ろし。。。おぉ映画みたいだな。。



漁業が廃れたり生活環境が変わったため、一時期無人島に
なっていたようですが、物好きなおじさんだかがこの島に
住み始め、今住んでいる人とはちょっと違うようなのですが、
朽ち果てかけている島の家などをメンテナンスし、博物館に
したり、水はけを良くしたり奮闘中との事です。。

僻地オタクのフリック&フィオナ夫妻と話が止まらない島の男性は、
そのまま彼の家に向かい、自分はスラーッと島歩き。



480メートルの頂から、ほぼ一気に落ち込む絶壁や、そそり立つ
付近の島や大西洋を眺めながらポツポツ歩いてみる。


島の南東。右手が大西洋側という事もあり、この島も、
ここから見える島々も、波に洗われ、
右手の傾斜がきつく絶壁に。。。


コルトゥル島で最も標高の高い山というか頂(Kulturshamar)は477m。
海の底は更に更に絶壁が。。。とか考えると。。ブルブル。。怖いなぁ。


島の北東。絶壁度は低いけど、それでも海面から、500mくらいまで
一気にかけあがるキツい地形。



島で飼われているスコットランド牛に終始にらまれ、
少々ビビりましたが、ファロー諸島の類いまれな姿を
味わうにはぴったりな島。


本日最後のフライトだからか、ドーリーにピッタリ着陸したヘリ。
乗客を降ろし少しすると、トーイングカーに引っ張られ、倉庫に
消えてゆきました。。。

この島以外にも面白いところはありそうなので、
観光案内所かアトランティック航空に相談し、
辺鄙な島で軽く黄昏れてみては如何でしょうか?





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