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2010年02月末時点の訪問国



2010年01月末...visited 124 countries (55%)

まずは先月末の訪問国地図。



2010年02月末...visited 131 countries (58%)

キューバ
パナマ
ペルー
ボリビア
アルゼンチン
パラグアイ
ブラジル

以上七カ国・地域が地図のルールで追加。
コソボやモンテネグロ、微妙な自治領を加えると140カ国は
歩いたかなぁ。。。

--------------

今月は怪しい地域の訪問はなし。あ、ブラジルの
入国が若干なんちゃってか。。。

ウシュアイアからパタゴニア経由、南部チリ入りを
考えていた3月の旅行ですが、大幅にルートを換え、
無理せず動こうと思います。

来月はウルグアイとチリ(パタゴニア地方だけだと思います)が
追加予定。

イグアスの滝 アルゼンチン編



イグアスの滝 アルゼンチン編

さて、アルゼンチン側。



アルゼンチン側の町プエルトイグアスのターミナル近くの宿なので、
ブラジル側と違い、滝までは簡単にたどり着ける。

入場者で充ち満ちたゲートでようやく公園に入り、観光客満載の
トロッコ列車?にゆられること約30分。悪魔ののど笛に近い駅に。

ブラジル側もそうだけど、アルゼンチン側も滝だけでなく、一帯が
自然公園になっており、今日は天気がよいこともあって、蝶々が
ハタハタとはためいてる。。

さて、どんなもんかと悪魔ののど笛に向かう。


滝寸前の流れが緩やかな場所には魚や亀がいたりする。

ブラジル側の滝へ近づけるスポットも面白かったけれど、まあ
こんなモノかと思う程度、それよりすごいアルゼンチン側だって、
たいして。。。。。




おおおおお、すごいすごい。



同じような写真をもう一丁!

しっかりした橋が架けられ、この悪魔ののど笛まで来たけれど、
これ以前までのモノであろう粗末な橋の名残も見かけた。。
更にそれ以前、この悪魔ののど笛をのぞき込んだ人はどんな
思いで見たんだろうね。。そもそもどうやってここまでたどり
着いたのだろう。。。なんて軽く物思いにふけて道を戻る。。



だけど、滝壺寸前までボート!に乗ろうとするまでの気迫は
湧いてこず。次回チャンスがあれば、濡れTシャツでセクスィー度が
10倍になる美女を伴って来ようと思います。



イグアスの滝 ブラジル編



イグアスの滝 ブラジル編

さて、世界三大瀑布イグアスの滝へ。

I→→ブラジル
ラ I     
グ Iーーーー滝ーーー
ア I 
イ I アルゼンチン

ちなみに、残りの二つはたしか、養老の滝(@千葉、別名高滝)と
払沢の滝(@東京檜原村、寒い冬は凍る)だったはず。。


ブラジルへ。下の川はパラナ川。イグアス川とは少し下流で合流。

歩いてパラグアイからブラジルへの国境を渡り、ブラジル側の
チェックポイント。おばちゃん係官にイグアスの滝だけで
アルゼンチンに今日行きます。と伝えるとハイどうぞ。
なんちゃってブラジル再入国。


ブラジルに戻ったぞ。

ブラジル側に歩いて入った為、フォスドイグアスの近郊
バスターミナルまで時間がかかるモノのなんとか、
国立公園行きのバスに乗り込む。で30分くらい走って到着。

そういえば天気が冴えないなぁ。これじゃ、
イグアスの虹は拝めなさそうだ。。。

ということで入場料を払い滝へ。

ガイドブックに滝の全体像をつかむなら、ブラジル側を先に訪問
すると良いと書かれているけれど、確かに大地が大きく落ちくぼみ、
そこに何も知らないパラナ川の水が、アレぇええと落ちてゆく
大パノラマが拝めます。


そういえば、アナグマの写真を撮らなかった。。


アルゼンチン側の滝を見て気づいたけど、ブラジル側はボートなしで
滝に近づける分、迫力は今一歩。



ブラジル側でもかなり滝に近づいているし、滝が二段になっている
箇所の、踊り場のような場所へ遊歩道があってびしょ濡れになれるし、
なかなか満足。これよりすごいアルゼンチン側ってのが楽しみだ。


滝の裏にザクを隠し終え、ご満悦のククルス・ドアン




//////以前の記述///////


※ チリではひどい地震で大きな被害が出ておりますが、
  私の現在位置はアルゼンチンの北東部。問題なく
  旅を続けております。

イグアスの滝 ブラジル編

画像とともにサクッとアップデートしますよ!


イグアスの滝 プロローグ パラグアイ編



イグアスの滝 プロローグ 

イグアスの滝と、それに絡む3国はこんな形。


パ I  ブラジル
ラ I 
グ Iーーーー滝ーーー
ア I 
イ I アルゼンチン


ブラジルビザは不幸にも取れなかったのだけど、パラグアイから
ブラジルへは、滝を見るだけの入国ならビザなしで入国できるらしい。
それならまずパラグアイに向かいましょう!とアルゼンチンから
パラグアイに直通バスがあるようなので、そのバスに乗り込む。

計画1

Iブラジル
ラ I    
グ Iーーーー滝ーーー
ア I 
Iアルゼンチン

ま、こういうルートだろうと思ったのだけれど、パラグアイと
アルゼンチンを直接結ぶ橋がないようで、

現実1

Iブラジル
ラ I     
グ Iーーーー滝ーーー
ア I     
イ I アルゼンチン

と、確かに直通バスなのだけど、ブラジル領で停車しないよ。
という意味での直通バスだった。



ずっこけるような感じもしたけれど、更に拍子抜けしたのは、
ブラジルとパラグアイの出入国審査。バスが直通なために、
特別な扱いなのだろうけど、アルゼンチンで出国審査した後は、
パスポートチェックどころか、チェックポイントでバスが
止まることすらなく、二つの橋を渡りパラグアイに着いてしまう。



物価の安いパラグアイ!といことでブラジル人買い物客で賑わう
シウダーデルエステ。これだけ賑わう国境の町というのも久しぶり、
パラナ川に抉られた坂道な町でそこに築30年40年のビル。そのビルは
細かく小さな店で区切られ商品商材であふれている。店の前を商売人や
担ぎ屋言葉を交わしながら行き交い、両替商が札びらを数え、
ガードマンがショットガンを構える。



うーん、いいねぇこれぞ国境。こういう町は人間がむき出しになって、
悪知恵、こすっからさなど、人間が本性が露わになって面白い。観光地を
上品に分け合うようなアルゼンチンとブラジルとは大違いだ。なんだか
ちょっと九龍城みたいで楽しいところだったな、シウダーデルエステ。



そいういえば、郊外にブラジルと共同で建設したイタイプーダムという、
いい歳した自分のような男にはちょっと辛い名前のダムもある。

まあ、今の仕事が完全停止不能状態になって、目も当てられなくなったら
ダムとか水利施設系建造物散策は好きなので、行ってみたいと思う。

エンカルナシオン Encarnación


国境越えのバス。アルゼンチン入りするときに時間がかかる。

エンカルナシオン Encarnación

アルゼンチンで出国手続きを済ませ、川を越えて、
パラグアイ側で入国手続きし、無事パラグアイに入国。

タクシーを拾ってブラジル領事館に向かってもらうことにする。。

さて、パラグアイのファーストインプレッション。。。

アルゼンチンをトンカチかなんかで二回くらいたたき、
もう少しポンコツにした感じ。イイゾイイゾ!

原材料。南米の田舎!以上!

みたいな肩の力が抜けた感じ。タクシーの運ちゃんもアルゼンチン側
と違って一切ふっかけてこない。アルゼンチンだって、結構ノンビリ
してたのになぁ。。



一応、閉館間際の領事館にたどり着いて、領事部の方に挨拶するも、
取得は翌週とのこと。懇願してもさすがにダメだろうな空気。

この領事館は旅人に優しかったり、長いビザをくださることで
有名な領事館なので、日本人の評判を下げないよう、さくっと諦め、
オブリガート系退館し、すぐ脇のターミナルに向かいました。



パラグアイはマイナーな国ながら、日系移民の町や村があり、有名な
日本人宿も多く、旅行者の方々のブログを読んでいるだけで、夏休みを
思い浮かべてしまうような素晴らしい場所。。



バスターミナルの両替商には軽くぼられ、あんまり緩みっぱなしも
いけないなぁと思いつつも、また必ずここに来よう!と誓う。


アルゼンチン側入国審査を終えて。

また来る系発言が多い運び屋ですが。。。。あらためて。。

パラグアイはいつか必ず長期滞在するぞ!!

サルタからポサダス経由プエルトイグアス



サルタからポサダス経由プエルトイグアス

サルタからプエルトイグアスまでは約24時間。
途中のポサダスでも、18時間くらい。(ARS/260=約6,500円)

午後3時にサルタを出発するバスは、ポサダスには8時半から9時頃着。
その足でポサダからパラナ川を渡りパラグアイのエンカルナシオン、
エンカルナシオンのブラジル領事館でがんばって即日90日ビザ!

俺ってすごいぜ!と自分にびびりながら出発。







サルタを出て1時間ほどはジャングル丘陵地帯。そのうち、
サトウキビやジャガイモなどの果てしない畑が続き、
日が傾きかける頃に、畑よりも放牧地や牧草地が続く景色になる。



1時間半ごとくらいにようやく集落。。。というモンタナや
アイダホも真っ青の何にもない大農牧業地帯をバスはひた走る。。。


分かりにくいけど、ものすごい数の牛がいるんです。。

そんなこんなで日が沈み、晩ご飯が一応サーブされて、さあ寝ましょ。。
と思ったらバスが停車。どうやらトラック数台が横転する大事故が
前方で直前に起こり、一本道で旋回不能な田舎道なため、バスが
完全停止不能状態。

真っ暗な何もない場所だったのでよく分からなかったけれど、
警察や牽引車両がノソノソとやってくるまでにも時間がかかり、
結局午後10時から、開けて翌2時頃まで数メートルも動けずに
バスはウインカーをチカチカさせるだけで4時間停車。

あああ。。。。。。。

またいつもの愛川欽也が脳内に現れ。。。

「ブラジルビザ、ドン!はい消えた〜〜〜!!」

まあ、あがいても不可抗力。普通にボンヤリ過ごしながら
バスの旅を続け、パラナ川を挟んで対岸のパラグアイまですぐの
ポサダスに昼過ぎに到着。

ということで、まあビザは取れないだろうけどせっかくだから、
バスターミナルに荷物を預け(南米のバスターミナルは荷物預けが充実)、
身軽になってパラグアイに向かってみることにする。



ポサダスに入る前の町、コリエンテスでもパラナ川を越えたけど、
南米の大河っていうのは桁が違う。湖が流れているよう。



アマゾン川と比べると、パラナ川なんて霞んでしまうのに、
そのパラナ川でこの流れか。。南米のスケールは桁が違うな。


POSADASのバス停

////ここからパラグアイの小旅行////



さて、バスでポサダスのターミナルに戻り、4時のチケットを購入。
サルタ〜ポサダスまでのバスと違い、道ばたのバス停でどんどん
お客さんをピックアップするタイプ。5時間半ほどかけ、10時前に
プエルトイグアスのバス停に到着。


プエルトイグアスに到着!




サルタ SALTA



サルタ SALTA

大雨のサルタに到着したのは夜もかなり更けてから。

国境の町、LaQuiacaではスナック程度のものしか食べてないので、
安宿に荷物を放り投げ、食堂を探しに町に出る。

LaQuiacaのインディヘナ度が高かったので、どれだけ人の様子が
変わるのか興味深かったのだけれど、インディヘナの血の濃そうな
メスティソや、ほとんどインディヘナのような顔つきをした人が多い。

あれ?アルゼンチンって97%が南欧を中心としたヨーロッパ系と
聞いていたけど、この町のヨーロッパ系の比率は2/3かそれ以下
じゃないの?

まあ、そんなことはさておき。。。軽食屋のような店が開いている
ようだったので中に入り、お腹が減ったので適当に何かください。。
とゼスチュアする。言葉を返され、適当に頷くと、何かを
作り始めてくれる。

しばらくすると、先客の親子連れに料理が出され、見ていると
どうやら牛肉サンドイッチ。少し間を置いて自分のテーブルに
置かれたのはハンバーガーセットだった。ハンバーガー屋さんか。

帰ったら寝るだけなので、ちょっとこいつはボリューミィーだなぁ。
と思うわりに、5分もせずに完食。夜中にこんなもの食ってると、
サルタの守護神、猿田彦神もびっくりな醜い黒髪黒豚野郎になりそう
だけど、高山病の頭痛も去って食欲が回復した快気祝いとする。



宿のスタッフもハンバーガー屋さんのおばちゃんも、ニコニコして
素敵な人達だったからか、国境付近で感じたこの国に対しての警戒感の
ようなモノもいつのまに消えてしまった。

宿にたどり着き、シャワーを浴びて横になると雨音が激しくなる。
こんなに降ったら道の状況が。。。なんてことを考えているうちに
意識が途切れる。



さて翌朝。

水はけは思いの外よいようで、所々に水たまりはあるものの、
なんだか町が綺麗になって丁度良いくらい。平日なはずなのに、
大通りも賑わっている。

鄙びた碁盤の目の町並みに、緑の公園やカラフルな教会、
ラテン系とインディヘナ系が混じり合う通り。



正直、いままで歩いてきた町に比べ際だったモノなんて
一つもないのだけど、砂漠や高原やらを越え、ようやく
たどり着いたからか、素敵な所に来たような気分になる。



そういえば、征服者の言葉とはいえ、走り抜けてきた土地と
同じ言葉が通りで飛び交っている。うーん、このあたりも
当たり前と言えばそれまでだけど、地味に感動するぜ。

VILLAZON/LA QUIACA国境〜SALTA



VILLAZON国境のバス会社で23USDのLA QUIACA〜SALTA間の
チケットを買う。バス停で買えば65アルゼンチンペソだった。。
あらら、5ドルはぼられてしまった。。。

さて、時計を少し戻してボリビアとアルゼンチン国境。

ボリビア側の出国は、パスポートにぽこんとスタンプを押すだけで
出国時の税関/荷物検査はなく、ものの3分で終了。

川を越えアルゼンチン領にはいり、やったぜぇと!
言いたいところだけれど、国境のパスポートチェックと
荷物検査が大混雑で、なんやかんやで1時間以上かかる。

たまたま、順番待ちの列の前後が、オーストラリア、ボリビア、
アメリカのかわいい女の子だったのでよしとするが、彼女たちが
いなかったらかなりイライラしてただろうなあ。。。

アメリカの女の子はボルチモアから来ており、「WIRE」の
英語が難しすぎてサッパリ分からない。。とか、JHU大学が
日本のラクロスに与えた影響とかの話で盛り上がる。



国境から5ペソのタクシーでバスターミナルに向かうと、搭乗
予定のバスは出発済み。バスターミナルはボリビアからの担ぎ屋や、
出稼ぎの人々でごった返している。そんなバスターミナルで
3時間ほど時間をつぶし、ようやくサルタ/SALTA行きのバスに乗り込む。



先ほどの入国審査も疲れたけれど、荷物預けが預ける寸前で
休み時間に入ったり、両替でぼられたりする。アルゼンチン、
いい奴も多いけど、油断もできないな。。という第一印象。





途中、含有している鉱物の関係か、緑色や真っ赤に染まった
山なんかが見えたり、リャマが放牧されていたり、アルゼンチンの
高地の景色だったのだけれど、いつの間にか大雨になってしまう。

夜の9時過ぎにSALTAのバスターミナルに到着。



ホステルの呼び子の女の子がバスを待ち構えており、翌日の
バスの時間だけをチェックしておき、女の子が止めてくれた
タクシーに乗り込んで(一人で)ホステルに向かいました。

UYUNI - VILLAZON



ウユニ塩湖を満喫し、アルゼンチンへ。

列車のチケットは手に入りにくいという情報が多かったけれど、
列車の本数が増えたのか、車両を増やしたのか、最近は1日前に
駅で普通に購入できるようで、自分も一番下のクラスだったけど、
きっちり座席を指定されたチケットを購入できた。63ペソ



列車の名前はEXPRESO DEL SUR号

ラパスからのバスで一緒だった二人連れの方は、夜行は景色が
楽しめないし。。とおっしゃっていたが確かにその通り。


夜中の2時頃?駅前に古い軽飛行機が飾られた駅に停車。

軽く睡眠は取れたモノの、列車で走って気持ちよさそうな乾いた
高原地帯は、暗いうちに通過してしまったような気がする。



朝の8時頃、30分ほど遅れて列車はVILLAZONに到着。



チェックした荷物を引き取り、駅で待ち構えたアルゼンチンからの
バスチケットを売る、ボリビア側の代理店の売り子にぼられつつ、
アルゼンチン国境に歩いて向かいました。

ウユニ塩湖



ウユニ塩湖

重畳と連なる山々や、入り組んだ入り江に波打つ砂丘。これまでも
地球の大自然に感動してきたけれど、今回のターゲットは塩。

ただ、そのターゲットの量が半端でない。

アンデスの山中に、数万年の時を経て溜まった塩の重さは20億トン。
塩の地平が気が遠くなるほど続き、うっすらと水をたたえた
湖面に空と雲、彼方の山を映す。。。



短い人生で、会社やら女性やらの期待を裏切り、そしてその数倍?
裏切られ続けてきたけど。。。



ウユニ塩湖は、運び屋の期待を裏切りませんでした。。。想像以上。



こんな違う星のような場所に、軽い高山病程度でたどり着けたなんて。。
俺は幸せ者です。南米を北上するときにまた来ようかなぁ。



塩湖1日ツアーには、列車の墓場やらちょっと立ち寄る場所も
あるのですが、敢えて、塩湖に車が入ってからの画像のみ!



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