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2011年6月末時点の訪問国


2011年5月末...visited 191 countries (85%)


2012年6月末...visited 201 countries (90%)



2011年6月末時点の訪問国

このサイト(World66)の国のカウント方法だと201カ国ですが、

モンテネグロ
コソボ
香港 
マカオ 
仏領 シンマルタン
英王領 マン 
北キプロス
西領 セウタ
西領 メリラ
仏海外 サンピエール・ミクロン島
蘭領 クラサオ
蘭海外 ボネール
蘭海外 サバ
蘭領 シントマールテン
蘭海外 シントユースタティウス
仏海外 サンバルテミー
オーランド諸島
ガーンジー
ジャージー

以上、マップに反映されない19の国を加え、消滅したオランダ領アンティル、分裂したけれど、このマップの訪問国リストに1つの国として載っているチャネル諸島を引く。

ということで、201+19-2で218カ国*を訪問済み。

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今月はブルキナファソ、ニジェール、チャド、カメルーン、ナイジェリア、ベナン、トーゴ、ガーナ、コートジボワール、カボベルデの10カ国を新たに訪問。残りは約30カ国。

一部簡単に入国できる国もありますが、なかなかビザを発給しない国など、難敵が多くなり、一息に10カ国をバババっと動くのも厳しくなりそう。マラソンに例えると、40キロを走りきり、モンジュイックの丘が見えてきた!と思ったら、坂道は落とし穴だらけ、競技場に入ったら高っけぇハードルが!!といった感じでしょうか。

--------------

来月7月の、まずはスバールバル諸島。一時帰国と、8月はじめに予定している北朝鮮入国までの約3週間に、どのエリアを旅するのか検討中。

残された国と地域をグループ分けしてみると。。。

☆ ヨーロッパ 1

スヴァールバル諸島 (7月早々に訪問します。航空券発券済み)

☆ アフリカ 8

中央アフリカ、ガボン、コンゴ、コンゴ民主、サントメプリンシペ、赤道ギニア、ナミビア、南スーダン。 (リビア→アラブグループに)

☆ インド洋アフリカ 6

セイシェル、モーリシャス、コモロ、マダガスカル、マヨット、レユニオン。
 
☆ アラブ 3

イラク、リビア、サウジアラビア。

☆ 南アジア 2

モルディブ、ブータン。

☆ 北東アジア 1

北朝鮮。

☆ インド洋アジア 2 

クリスマス島、ココス諸島。

☆ 太平洋 5

ニューカレドニア、ウォリス&フツナ、ニウエ、トケラウ、ピトケアン。

☆ 大西洋 2

セントヘレナ&アセンション、フォークランド/マルピナス諸島。

あと30かぁ。

*日本人旅行者で全ての国を訪問した方の情報などを参考にしておりますが、国のカウント方法は何を持って「国と地域」にするかで変わってしまいる上、自分自身が勘違いしている箇所などもあるかと思います。日本人旅行者で全ての国を訪問した方の情報などを参考にしておりますが、取りあえず!まずは自分の中の世界の国と地域の訪問を終わらせて、あらためてカウントし直します!


アフリカ最後の日 / Last Day

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アフリカ最後の日 / Last Day

カボベルデ最後の一日もグダグダにて候。

帰国を間近に控え、自分らしさがバッチリ出始めてきた。

午前中に昨日出かけたかけたリベイラ・グランデと周辺とその背後の崖上にあるレアルサンフェリペ要塞で撮影した画像や、案内板の遺構の見取り図、小さな博物館にあった古地図の画像なんかを調べ直していると、怪しいなぁと思う箇所に気がつく。あら?俺、砲台を見落としてないか?

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午後になって、ポルトガルレストランでの昼飯経由でPlateauに出かけ、ブログのアップデートを済ませ、あらためて問題の場所をネットでチェックすると、昨日のレアルサンフェリペ要塞と連携した砲台跡がリベイラ・グランデの岬にあることを確認。

らららら!Google Mapにもラベリングされている。

ぬぅ。

どうしようかな、たいした遺構じゃなさそうだし、行く価値あるのかなぁ。行こうかな。でも面倒だなぁ。。。。

でも!やっぱ行こ!

となり、再度リベイラ・グランデまで出っ張る。とは言っても乗り合いハイエースで30分程度の距離。

リベイラ・グランデに到着後、目をつけていた場所に直行し、硝煙の代わりに豚やらの糞尿の臭いが立ちこめる砲台を確認する。ふぅ。カボベルデは後発開発国の指定を外れ、安定した経済成長を続ける国とお墨付きをもらった国らしいが、乾燥した気候やまだまだ下水整備が完全とは言えず、首都の中心部を含め、小便臭い箇所が多いのが悲しいなぁ。まあいいや、砲台を確認できたし。

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この先に砲台が。

結局、最後の最後まで相性の良いATMに巡り会えず、昼飯のポルトガル飯が以外と高かったので、プライアに戻ると、空港までのタクシー代とちょっとの小銭だけ。ユーロの札もなくなった。知力も体力もギッシギシの油ぎれ。日没前に宿に戻る。カボベルデの旅はコレにて終了。パッキングを済ませ、小銭をポケットにツッコミ、宿の下のバーへ。

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宿の1Fのバーが良い感じ。オーナーは、アフリカ系オランダ人で元船乗り。アジアの人々の奴隷労働に強い反発を抱いており、ムスリムもクリスチャンも仲良くせないかんぜよ!みたいな事を言う。うぉお!熱いおじいさんだなぁ。と思っていたら、いつの間にか話がチン○と○ンコの話に指しかわってる。らら?

そんなんでアフリカ最後の夜は終了。軽めにビールを煽って、オーナーに礼を言い、最後の最後のカボベルデエスクードで空港へ向かいました。

ヴェリッシモ砲台 / Forte de São Verissimo

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ヴェリッシモ砲台 / Forte de São Verissimo


場所


リベイラ・グランデの町はちょっとした浜があり、その浜の南に着きだした岬にある砲台。波が荒く荒磯といった光景なリベイラ・グランデ。ここが大航海時代の幕開けの。。。。という気分がしなくもない集落にはカボベルデの総督府が置かれていたこともあるとのこと。

湾口部や、港を抱く岬の突端に要塞や砲台を築くのは、セオリー通りだけれど、現在は民家の裏庭。その民家が豚さんをはじめとした家畜を要塞あとで飼育しているため、ちょいと臭い。

今では私有地なのかもしれないけれど、砲台だけにやりたい放題、飼育し放題って、そりゃないだろ。。。



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3 この先にちょっとした稜堡があるのだけれど、ウンコだらけで近づけなかった。あ、城壁を伝えば良かったか。。

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4 この大砲がなかったら、砲台ってわからないかも。。後ろの塁壁は現代のものだと思う。

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レアルデサンフェリペ要塞 / Forte Real de São Filipe

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レアルデサンフェリペ要塞 / Forte Real de São Filipe

場所

16世紀末にポルトガルによって築かれた、カーボベルデ防衛のための要塞。1652年に。要塞が見下ろすリベイラ・グランデからプライアにカーボベルデの総督府が移ったことや、町がフランスの私掠船の攻撃をうけたため、いつしか放棄されたそうだ。町と併せ、wikiやらGoogleやらでいろいろ検索したけれど、正直華々しい歴史を辿る事が出来なかった。

ヨーロッパ人が本格的に海に漕ぎ出し、15世紀末、熱帯地方に築かれた植民都市、リベイラ・グランデの町を静かに見下ろしています。

がっちり修復されており、要害を利用した築城方法なども分かりやすく、初心者の方にもオススメ!

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1 麓のリベイラ・グランデから見上げる。

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2 城門。防御施設としては甘い感じも否めないけれど、この城門を潜ると堀底に入るため、そこで侵入者を撃退しようとしたのかなぁ。。。などと推測。


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3 空堀は埋められてしまってる。

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6 三方が断崖の地に築かれており、唯一の弱点は台地伝いの北側。そちらは城壁と空堀(埋められてます)でキッチリディフェンス。

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7 なかなかの絶壁。

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8 涸れ谷とはいえ、地下に水脈でも走っているのか、島の他の場所よりもこの谷には緑が多い。この谷の出口にあたるのがリベイラ・グランデの集落。

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12 水はどうしていたのかなぁ、なんて心配していたら貯水庫の遺構。


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プライア都市囲郭 / Praia City Wall

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プライア都市囲郭 / Praia City Wall

場所

カーボベルデ防衛のためにポルトガル王はまず、16世紀終盤にリベイラ・グランデに要塞を建設するが、錨地として適さなかったのか、総督府を1652年にプライアに移動する。新大陸ブラジルとポルトガルを結ぶカーボベルデは、フランスやイギリスの私掠船等に度々襲撃されるため、プライアの中心は、Plateau(高原)と呼ばれる絶壁上の台地に拓かれる。

サンフェリペ要塞の博物館で見た古地図には僅かながら囲壁を暗示するような地図があったし、eBayで売られていたフランス語の古地図には、台地上に「Fort」の記述もある。

現在も、プライアの中心部であり続けているPlateauは、アクロポリスのような雰囲気を醸し出しているけれど、明瞭に残っている囲郭は少ない。

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1,見上げるようなPlateauの絶壁。


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3 東の城壁の塁上からは、沈没船なんかも見える。

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5 市街化がかなり進んでしまっているけれど、Plateauまでの地勢が平らかなため、ぐっと盛り上がっており、なかなかな要害。

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6 南側から町への登り口。この辺りに門があってしかるべきな場所。ちょっとした防御的な施設があったはずだけれど、急激なクランクくらいしか往時を偲ばせるものはない。。

サンチャゴ島 / SANTIAGO

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サンチャゴ島 / SANTIAGO

Wikiによると。「カーボベルデはバルラヴェント諸島とソタヴェント諸島に分かれている。サル島、マイオ島、ボア・ヴィスタ島は比較的起伏が少なく、砂丘等が見られるが、その他の島々は山岳的な様相を呈し、荒涼とした絶壁や荒地が広がり、国全体が深刻な水不足に悩まされている。」と記載されている。首都プライアのあるサンチャゴ島は、乾燥した起伏のある島。Plaeteauの崖下から海に注ぎ込む川があるけれど、確かにその流量は頼りない。降雨が少ないために島の植生も頼りなく、山にはほとんど緑がなく、地元の人が「アカシュ」と呼ぶ、地上に出た途端に枝が広がってしまうアカシアがパラパラと生えてる程度。

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が、呑気な旅行者な身分の自分は、一日一度はシャワーを浴びるし、絶壁をよじ登ることもない。宿のネットが安定しないのと、CitiBankカードを、島にある銀行のATMどもが"断固拒否"するのに悩まされている程度。

一日目はほとんど何もしないうちに終わってしまい、本日もバスに適当に揺られる程度な観光で、特に何かする予定はなし!西アフリカの移動だけ旅を引きずって、どうも観光熱が沸き立たない。ぬぅ。カボベルデに興味を抱いた方でもしこの国の旅行をご計画の方は、本ブログはスルーして旅行プランを立て、この国の島々が持つ個性を是非味わって下さい。画像やガイドブックを追いかけていると、涎の出るような絶景だらけです。

さて、まずは広場に出かけてネットサーフィンw。

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TBSのJUNKのTシャツを注文したり、スヴァールバル諸島の宿にスカイプして、ベッドをキープしたり、FBに繋いだり。。。

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乗り合いタクシーに小型液晶の段階で、アフリカじゃないよなぁ。

その後ようやく重い腰を上げて、乗り合いタクシー乗り場に出かけ、島随一の歴史的遺構、サンフェリペ要塞に向かいました。

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晩飯はどうしようかなぁ、ポルトガル料理に逃げようかなぁ。

プライア / Praia

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プライア / Praia

アフリカの喧噪や混沌はどこへやら。深夜に到着した空港ターミナルはまだまだ新しい建屋な上にWifiまで飛んでおり、快適そのもの。酔いざましがてら、白タクの誘いを悪女のようにノラリクンナリといなしながらネットを少し。。まあ結局白タクには相場に若干色をつけた金額を払ってしまったけれど、無事に宿に到着。

プライアの中心はPlateauという地区。銀行に市場、なかなかの品揃えのスーパーなどが集まっている。

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Plateauという名前の通り、この中心部は台地上に築かれている。整った区画割り、ささやかな広場と教会のセット、余り残っていないけれどコロニアルな建物等々、大航海時代の植民都市であったことが僅かながら伝わってくる。居住区の拡大や、道の拡張によって、都市囲郭の遺構が少ない上に、シティーゲートのような、町のシンボルになるような遺構が残っていないのが残念。いつ頃それらの都市囲郭が湮滅したのか分からないけれど、残っていればドミニカ共和国のサントドミンゴのような雰囲気をもった都市囲郭とコロニアルな組み合わせだったかと思う。

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そういえば、アフリカ沖の島とはいえ混血がかなり進んでいるのか、肌の色がコーヒー色くらいの人が多く、島国であることも相まって、まさにドミニカやキューバのようなカリブの国を旅しているような雰囲気。言葉はクレオール語とポルトガル語。英語は少し通じると言った所。

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さて、プライアの旅行代理店をのぞいて色々聞いてみると、自分の滞在日程は、離島などに出かけるにはちょっと都合が悪い日取りな様子。おまけに、何故かどの銀行も自分の銀行カードを受け付けてくれずで動けない。

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うーん、準備不足で動けないのは良いとして、ATMが使えないのは地味に辛いなぁ。

ということで、まず本日は手持ちのユーロを全てカボベルデエスクードに両替して、昼から宿で葉書書き。天気が良く、乾燥した気候なので、朝にお願いしていた洗濯物が、あっという間に仕上がっていた。

さて、観光情報の再収集と、手持ちのお金で何が出来るか検討することにします。


TP 215 LIS-RAI

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TP 215 LIS-RAI

搭乗便とは全く関係ないのだけれど、TAPのビジネスラウンジでパクッた雑誌Coureier internarcionalポルトガル語版(TAPのビジネスクラスラウンジは置いてある雑誌が無料でもらえるよん)のトップの記事が、ブラッドリー・マニングの記事で感動した。

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ポルトガル語がサッパリなので、内容はあまり分からないので調子にのって書くべきじゃないかもしれないけれど、我慢できないw。元記事はワシントンポストで、写真はAP(Associated Press.)。

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懲役250年で国賊扱いにされた上、軟禁状態で酷い仕打ちにあっているマニングの状況に対し、ホワイトハウスの前で行われたデモンストレーションの写真なんかがやマニングの経歴、そしてウィキリークスとの関係など。。。パキスタンに行っただけで、入国時に前科者扱いを受ける国の国会前で、半裸になってマニングに対しての監禁軟禁状態に声を上げる人がいるとは。そして、それをトップの記事に持ってくるとは。。。嗚呼呼呼呼!ポルトガル語が分かればなぁ。

ラウンジに置いてある雑誌ってのは、「セレブリティ&ムフフ!」とか「ラグジュアリーボート!」みたいな(俺にとっての)クソ雑誌や、オッサンの顔が表紙の経済誌ばっかり。

「そういう人達が来る場所だからなのよん。」

と受付のお姉さんに諭されれば、シュンとなって頷いてしまうだろうけれど、俺みたいな旅乞食だって、ラウンジに忍び込む事がある。やっぱり写真が強く、キツ目の記事をバシッとトップにする雑誌がラウンジに置いてあるってのが嬉しい。ということで、小さいながら居心地の良いTAPのラウンジがまたまた好きになってしまった。まあ元々スペインポルトガル贔屓なんだよなぁ、俺。あ、あとドイツも好きだなぁ。

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アフリカではほとんど酒を飲まなかったので、飛行機に乗る前からワインが効く効く状態な上、食い物モリモリ進君。飛行機に乗ってからもその調子。喰わない&喰えない系西アフリカダイエットで落ちた体重は、どうせリバウンドするんなら、旨い日本食の再注入で。。。と思っていたのだけれど、駄目だなこりゃ。日本に帰る前に体重戻っちゃうよ。

アルコール注入状態なまま、機内でここまで書いてギブアップ。グラスの残りのワインをクッといって寝る事にします。やばい。飲み過ぎた。

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以上、普段も戯れ言ばかりをつらつら書いてますが、今回は頭に「酔っぱらい」がついております。お手柔らかに。。。。。

お詫びの印に、翌朝思い出した旅情報を少し。

☆ TAPのEU域外行きフライトのターミナルで、トランスファーデスクにもう一つの直行便のある独立国、São Tomé & Príncipe行きのフライトに、「São Tomé & Príncipeのビザ無しで搭乗できるのか?」と尋ねたところ。「アライバルビザが発給される。問題なし。」との言葉をもらった。お!これで来月(2011年7月)、中部アフリカに侵入する際のオプションが増えた。TAAGアンゴラ航空が、カボベルデのプライアからも便を飛ばしているので、ノービザで、まずはカボベルデに入り、サントメプリンシペ / São Tomé & Príncipeに入ってガボンビザを取得、そして中部アフリカに侵入する。という渋いルーティングも可能かも。なんて思う。未確認情報なので、人柱になってルート開発するかなぁ。

☆ 入国審査自体はアフリカのスタンダードと比較して楽勝ですが、アライバルビザで入国しようとする人が今回の便では多く、予約時は出来るだけ前方シートの方が良いかもしれません。入国書類、ビザアプリケーションフォームの記入も楽勝な部類ですが、ビザ代25EURをおつり無しで用意するようにしておきましょう!

TP 609 BRU-LIS



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TP 609 BRU-LIS

ブラッセル空港ターミナルをフラフラ徘徊していたとき、ちらりと立ち寄ったヨーロッパではお馴染みの「空港内の旅行代理店」には、搭乗するTAPの便がLast Minutes Saleの対象になっており、本日夕方(この便)出発、7/3の戻りのチケットが130EUR税込み!だった。

座席に余裕があるのかギリシャやイタリア方面には税込みで、100EURなどという驚き価格も見かけた。ギリギリの日程で、格安航空会社のサイトを検索して無理矢理ミステリーツアーを自分に課すのも面白いけれど、時間に余裕がある旅人になった暁には、是非このLast Minutes Saleで気儘な旅をしたいモノだなぁ。と思った。いつになる事やら。。

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奧はDHLの旧ヨーロッパハブ。

シャワーに期待してビジネスクラス発券したけれど、残念ながらTAP利用では同じスターアライアンスのブラッセル航空のラウンジに案内されないとのこと。早めにチェックインを済ませたけれど、ラウンジで手持ちぶさたになってしまった。うーん、こんなグダグダしてしまうなら、小便小僧くらい拝んでくれば良かったかな。

なかなか立派なブラッセルのターミナルをスススと移動し、Gate A58からの搭乗。移動と言えば大荷物を抱え、バスに荷物が突っ込まれたのをしっかり確認し、荷物代云々で格闘していたから。手荷物だけでゲートに向かうと、何か忘れ物をしているような気がする。

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久しぶりに、「バタルデ!」と挨拶して搭乗。A319のファーストクラスは、薄汚れたトーゴ代表のユニフォームを身に纏った自分だけ。

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食事は半分ほど頂いて、せっかくだからベルギーのビールくらい頂いておこう!と思ってビールを頼んだら、ポルトガルのビールだった。

ブラッセル / Brusseles

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ブラッセル / Brusseles

空港の真下に鉄道駅があって、列車にはたいしてお客さんが乗っていないのに定刻通りに出発したり、その列車を降りようとしても、客引きがいなかったりする。夜が明けたらそんな先進国。が、2ヶ月ちょっとのアフリカ旅で感慨に浸っていても仕方ないし、別に浦島太郎になったのでもない。寂しい気もするが、こっち側の世界にあっという間に順応する。

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空港からブラッセル中央駅まで30分程度で着いてしまう。まだまだ通勤客で賑わうような時間帯で、目当ての釣り道具店が開くまで時間があり、時間つぶしがてらネットが使えるカフェで時間を潰す。交通の利便性もすごいが、ネットのスピードの差も段違い。錆び付いた自転車からレーシングバイクに乗り換えたぐらい通信速度が違う。

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ようやく10時過ぎとなり、目当ての釣具店に向かうと、あらまぁビックリ。臨時休業?してる。今回の旅で釣りに関してのツキの無さは健在の様子。Hortaというライトレールの地下駅近くで途方に暮れる。ラララ。

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適当に歩いたHorta駅周辺の町並みはヨーロッパそのものなのだけれど、
ブラッセルも他のヨーロッパの大都市同様、頭にスカーフを巻いたアラブ系のムスリム女性やアフリカ系の移民が多く、アラブ人のパン屋や古着屋があったかと思うと、その隣には黒人男性がカウンターに立つネット兼国際電話屋。

野良Wifiが捕まえられそうだな。と思って入ったカフェも、カフェオレを頼んだつもりが、ミントティーが出てきた。店員がアラブ系だなぁとは思ったけど、モロッコカフェだったんだね。

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睡眠不足と、35度を超す熱暑にやられ早々に市内を退散。釣り道具は手に入らなかったけれど、帰国前に訪れる北極圏向けの古着を少し買い込めたから良しとする。暑さの為か分からないけれど、昼過ぎのブラッセル北駅からの鉄道の運行が少し乱れているようだった。ま、遅れといっても10分や15分なんだけど。


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