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北海道ステージ無事終了!

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徒歩旅行 vol.0022 赤井川駅 - 七飯町 - 函館市青函連絡船記念館摩周丸

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徒歩旅行 vol.0022 赤井川駅 - 七飯町 - 函館市青函連絡船記念館摩周丸

函館に辿り着いたからと行って、歩き旅が終わるわけでもないのだけれど、一区切りな日というのはどうやってもフルパワーになれない。寂しさに気怠さがミックスされた何とも力の入らない感じ。

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ライダーさんが手を挙げてくれたり、Vサインしてくれて、北海道の歩き旅がどんだけ気持ちよいものになったか。。。計り知れない&プライスレス。

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いつもはゴリゴリ歩いてしまう30キロが、少し長く感じられ、午前中は勢いよく距離を稼いだのだけど、大沼からの下りが尽きて、赤松会堂に入ったあたりからスローダウン。午後は30分歩いて30分休むような状況だった。

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どうも調子の上がらないそんな自分に力を注入してくれたのは、トヨタの販売店の方々。

本来だったら、試乗やらに来た購入者予備軍をもてなす

「何日、何日はトヨタの日!」

みたいな販促用出店(でみせ)。

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そこで、焼きそばとフランクフルトをいただき、去りがてら写真を撮ろうとすると、「せっかくだから一緒に撮りましょうよ!」なんて言ってノリノリで一緒にiPhoneにおさまってくれた。

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そのときのハイテンションはゴール地点の青函連絡船博物館「摩周丸」の前まで維持され、ゴールイン。ペットボトルの中に入った水やらウーロン茶を頭からぶっかぶり(シャンパンファイトのつもり)、一人でガッツポーズ。

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北海道最高。ありがとう。

さて、少し休んで本州だ。

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徒歩旅行 vol.0021 JR函館本線山越駅 - 森町 - JR函館本線赤井川駅

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徒歩旅行 vol.0021 JR函館本線山越駅 - 森町 - JR函館本線赤井川駅

一息に函館!

は無理だけれど、宗谷岬から歩いてきたことを思えば、函館は射程距離。あとは車にぶつからなければ辿り着ける。

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昨日とは違って、少しガスってしまっているものの、八雲から森へ向かう道は、一部を除いてたいてい海沿い。山が海に迫っている地勢が相まって景色が良い。

歩道の狭さと、漁師町の人間の愛想の悪さには閉口させられるけれど、気にせずに前進する。

八雲と森の間で最も大きい集落の落部に入って行き、橋を渡ろうとすると、対岸の水産加工場から煙。何かを一気に蒸し焼いてるにしては、やけに威勢が良いなぁ。なんて思いつつ近づいていったら、煙の色がどんどん黒くなってゆき、本格的な火事になってしまう。

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ご近所の方が、加工場の中に入ってしまおうとするご主人?を抑えているうちに、加工場が炎に包まれてしまう。

あれ?と思ってから紅蓮の炎に包まれるまでものの数分。消防車が駆けつけた頃には、延焼させないようにするのが精一杯だったかと思う。

そんなことがあって、何となく落部でゆっくりする気になれず、セイコーマートで食料と水分を補給し、落部の次の集落、本石倉まで前進。

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本石倉駅前に郵便局があるので、函館で宿泊予定の宿に連絡を入れ、宿に布団やらが用意されているようなので、キャンプ用品その他を函館中央局に局留めで送る。ザックの重量は8キロとかそれ以下。

ゴールが迫って高ぶりは無いけれど、荷物の軽さが、気持ちの軽さに直結し、噴火湾に向かって叫んだり、トンネルの中で歌ったり、駒ヶ岳に向かって挨拶したりする。

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森町の道の駅で、イカフライカレーを食したあと、道は大沼までのだらだら坂。身も心もふわふわしていて、あっという間に本日の目的地、赤井川の駅に到着。

途中、函館方面に向かう同い年か、少し年上?の女性チャリダーが、「あと少し、頑張っていこー!」なんて声をかけてくれた。

ありがとう!

あと30キロ、気持ちよく歩けそうっす!

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徒歩旅行 vol.0020 長万部 - 八雲 - JR函館本線山越駅

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徒歩旅行 vol.0020 長万部 - 八雲 - JR函館本線山越駅

がっつりとした朝食。

気前の良い旅館の朝ご飯は、おかずが多すぎて、白飯進君になってしまうのだけど、食い過ぎると歩けなくなるので、八分目。ラップをいただき、余ったタラコをおひつのご飯で包んで握り飯を作る。午前8時頃出発。

昨日までとは打って変わって、天気は快晴。海沿いの道は日差しを遮る物もなく、体力を奪うばかりの晴天と暑さは願い下げなのだけれど、それにも増して噴火湾の景色が素晴らしい。

国道は海岸から少し離れてしまっていて、潮風を感じる程ではないのだけれど、海岸線がごみごみとせず、遮る物が無いので、駒ヶ岳や有珠山が湾を囲う大パノラマが楽しめる。

時々、チャリダーやライダーとすれ違い、ピースサインをやり取りする以外に人とのコミュニケーションは無いけれど、なんだか気分が良い。

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そんな気分のまま、八雲町に入り、黒岩集落に潜入。

ありそうでそれほど無い「黒岩」。童心にかえって、中学校跡や駅舎を散策し、しばし休憩して、再出発。
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なんか変な気分w

時々休憩を入れ、国道沿いの八雲市街で買い物などをし、日帰り温泉が併設された海辺のホテルで晩ご飯。

体力が残っていたので、夜道を少し前進し、山越駅にたどり着く。駅舎には防犯カメラが付いている上、電気が夜通し付いていそうな気配だったので、駅の脇にテントを張る。

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ネットのテキスト中継やら経由でU23関塚ジャパンを応援するが、昨日に引き続き、寝落ち。



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徒歩旅行 vol.0019 豊浦 - 礼文華 - 長万部

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徒歩旅行 vol.0019 豊浦 - 礼文華 - 長万部

5時前に起床。

さくっと身支度し、忍びのごとく海の前の公園をあとにする。

本日の目標地点は、長万部。距離は40キロ弱で、出発が早ければどうにでもなりそうだけれど、どうもこの区間は補給が心配。地図上に現れる「ドライブイン」や「食堂」が当てにならないのは、お遍路でも、この北海道旅行でも痛感したけれど、豊浦〜長万部間は、それらが豊浦側にちょろっとあるだけ。

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少し昨日歩いた道を戻って、6時のセイコーマートの開店を待ち、朝食はさっさと体内に注入し、できる限りの食料と水分をザックに詰め込み、改めて出発。

歩き始めた道の先は、山が海にズドンと落ち込む景色。

豊浦の市街が尽きると、さっそくトンネル。アップダウンのある道。

GPSアプリの標高であとから確認すると、前半は100位の峠を二つ、後半に250メートルくらいの礼文華峠と、三回峠を越えるルート。昨日の湿気が風に流されていないのか、標高が高くなるにつれて、ガスが濃くなり、礼文華トンネルの出口では、ガスがトンネルに猛烈に入り込み、トワイライトゾーン状態だった。

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峠を越えたのは午後。静狩から長万部に伸びる真っすぐな道で、歩いた道を振り返ると、朝見た光景が、鏡移しになったような感じ。ボリューミーな山の連なりが引き続きガスを漂わせて海に落ち込んでる。ま、当たり前か。

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喜茂別から長万部まで、3日かけようと思っていたのだけど、ほいほいホイと2日で歩いてしまえた。この前進は自分へご褒美するに値すると思い、長万部温泉の民宿泊。

蟹がドッチャリ出てくる有名宿ではなかったけれど、もう食えないですよ、といったボリュームの食事、からだのポカポカ感が北海道旅でも指折りな温泉に満足。

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民宿に泊まったのは、なでしこを応援する狙いもあったのだけど、食事の後、あっさり寝落ちしてしまった。

函館まで105キロ。

早ければあと三日で目的地じゃないか。がんばるぞい。

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徒歩旅行 vol.0018 喜茂別町双葉 - 留寿都 - 洞爺湖町 - 豊浦

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徒歩旅行 vol.0018 喜茂別町双葉 - 留寿都 - 洞爺湖町 - 豊浦

双葉の小学校跡の宿で3泊もしてしまった。

足下を見られてしまったのか、激しく労働させられて、自分がやりたいことが一切できない3泊4日だった。けれど、そういった日々だからこそ味わえた充実感はあったし、一日を締める晩飯の味は、歩き旅のそれと違った。グダグダとネットや漫画な朝昼晩の安宿もアリだけど、激しく働く朝昼晩もアリなんだね。。。とも優等生的に思った部分もあるが、

3泊4日し、長い浮浪な生活を続けた自分の心と体が、宮仕えな生活に戻ることができるようなものでなくなったことが実感できた。

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これが認識できたことが大きい。だからといって、覚悟を決めてすぐに何かをするつもりは無いけれど。

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まずは国道276号を進み、喜茂別の市街手前の交差点で国道230号を留寿都洞爺湖方面に左折する。

230号線は、洞爺湖豊浦と札幌を結ぶ最短ルート。峠もあるけれど、定山渓のような見所もあるからか15分おきくらいでチャリダーとすれ違う。

けれど、コンビニで一休みしているときなんかに限って彼らが通りかからず、言葉を交わすことができなかったのが残念。

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北から南まで歩いてみよう!というのが、北海道の最優先事項なので、人と巡り合おうが合うまいが、函館に向かってもう少し歩き続けるし、そもそも、道ですれ違った人と会話を交わした程度で、移動距離やらはさほど影響されない。

無心になって歩けばいいんだよ!と決めてしまえばそれだけなのだけど、

前日に会った人と交わした言葉を反芻したり、お接待して下さった人への感謝を次のお寺の読経に託す。公園で一緒に野宿したお遍路さんが、この天気の中、どんな気持ちで歩いているのだろう。。。

なんていう、一期一会が少ないのが少し寂しい。

洞爺湖のビバーク予定地が近づいたものの、ついに空からポツポツと降り始める。ザックカバーでしのげる小糠雨といったところだけれど、とてもテントを張るような気分にならず、洞爺湖の道の駅で少し逡巡したあと、軒先のひさしなんかが期待できる豊浦に向かって前進。まあ時間も体力もなんとかなりそう。

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時々農家の方に声をかけさせてもらったりしながら、午後6時半頃に豊浦の道の駅に到着。

豊浦の港は、洞爺湖周辺の台地、大地?が一気に噴火湾に落ち込んだ崖下に位置していて、町の背後の崖上から、30分で一気に200メートルくらいの標高差を歩きおりた。

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豊浦町の市街に入る頃にはとっぷり日が暮れる。残念ながら小糠雨が止まないので、町の温泉施設で湯につかり、歩き疲れに湯疲れを乗っけて、その辺の軒先で、寝てしまうことに決定。

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湯から上がってキャンプ場をチェックすると、小糠雨程度なら。。なちょうど良い日よけテントが管理棟の前にあり、マットを敷いて寝袋に潜り込む。

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徒歩旅行 vol.0017 支笏湖 - 美笛峠 - 喜茂別町双葉

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徒歩旅行 vol.0017 支笏湖 - 美笛峠 - 喜茂別町双葉

自分の体重と荷物の重さを、すべて足腰で受け止めなければならない徒歩旅行。40キロ歩いて、ドライブインが一つ、以上!な北海道旅は、二三日使わないガラクタはさっさと局留めで送ったりして、軽量化したいし、空いたスペースにはいざという時の水分やら緊急色を用意したいところ。

ピントの合わなくなったカメラ。疲れて向かい合うこともできない上、無線LANがキャッチできず、出番少なめのパソコンとその周辺機器。

そんなガラクタはさっさと送ってしまいたいのだけれど、支笏湖は温泉街を除くとゆうパック*を発送できるような場所が無い。

結局、昨日に引き続いて、15キロ以上とずっしり重くなったザックを担いで出立する。

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支笏湖の湖岸線で砂浜があるのは限られ、ほとんどが外輪山が一気に落ち込むカルデラ湖な地勢。木立が無ければちょっとした見晴らしが利く湖岸沿いの道なのだけど、見晴らしはあまり良くない。

そんな景色がひたすら続き、支笏湖にお別れもできないまま午前9時頃に美笛川沿いの緩やかな上りが始まる。

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千歳川にも驚いたけれど、この美笛川も素晴らしい。スピナーやスプーンを投げられるゆったりした川幅があるのに、透き通るような水。本格的な峠道になって、川と道が離れるまで「釣れなくてもいいからここで竿をふりたい。ああふりたい。ふり。。」なんて思いながら歩く。9月の再訪時が禁漁期間と変わらなかったら、必ずここに来よう。

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休憩を挟みつつ、10時半頃から本格的な峠道。美笛峠トンネルを越えるまでの1時間半で350メートルの標高差。ザックの重さなどが相まって、久しぶりにガッツの消費量が激しい上り。おかげで、峠を越えて少しのところある道の駅の昼食が脂っこさにも関わらず美味しかった。

国道276と453号が分岐する場所では進路を右にとり、276。そこから始まる広島峠、喜茂別町に入る前の上りもなかなかだったけれど、午後4時に喜茂別町双葉集落の小学校跡の安宿兼ライダーハウス兼、キャンプ場に到着。

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占冠で歩き旅を再開して以降、あまり人と会話しなかったので、オーナーさんや滞在者の方々が面白がって色々話してくださるのがありがたい。


* ヤマト運輸などの宅配業者さんもありなのですが、野宿やキャンプ場を泊まりつなぐ旅だと、小さな集落でも郵便局があるゆうパックが使いやすいのです。
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徒歩旅行 vol.0016 千歳市 - 支笏湖

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徒歩旅行 vol.0016 千歳市 - 支笏湖

千歳川沿いをひたすら遡って目指せ支笏湖!な一日かと思ったけれど、道道16号線は、千歳市街を抜け、住宅が途切れた頃に川と別れ、緩やか傾斜な森の一本道に。

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頼りにしているGoogleMapの有料版が、林道に誘うので、途中で道を折れて緑の中に分け入ってゆく。。。が、これが失敗。

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林道に入ってから出るまで、車と一度もすれ違わないことはありがたいのだけど、携帯電話の電波が届かないところで道に分岐があったりして、迷いそうになること、林道の路面がダートというより石がゴロゴロしたガレ場のような状況で、アスファルトの路面の数倍疲労させられたのは、想定外。

心身ともにすり減らされて林道を脱出。

ヘトヘトになって、国道に出たあとしばらく歩き、支笏湖のキャンプ場にたどり着いたものの、脳みそが酸欠状態だったのか、水際の砂場な日向にテントを張ってしまう。

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おかげで細かい砂がテントに吹き込み、その一部がカメラに入ってしまい、買い替えたばかりのカメラ、GRが絶不調に陥るやら、キャンピングマットの中の空気が熱せられて膨張し、剥離が起きるやらと絶不調。

歩く距離を短くして、心と体を休ませようなんて思った日に限って、この有様。

ワンダフルだったのは、支笏湖の夕陽だけ。




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徒歩旅行 vol.0015 新夕張/紅葉山 - 安平町追分 - 千歳市

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徒歩旅行 vol.0015 新夕張/紅葉山 - 安平町追分 - 千歳市

今日も暑くなりそうだけれど、睡眠は十分とれた。テントから這い出し、テントを乾かしがてら、柔軟しながら体をぼきぼきやると、歩き馬鹿スイッチがONになる。出発は朝6時過ぎ、スムーズな歩き出し。

紅葉山の手前から、山をおり里に下りたという感じがしたけれど、今日は歩けば歩く程、左右の山が緩やかになって進む方向の景色が開けてゆく感じだ。いつものように、トラックやバイクに勢い良く抜かされるのだけれど、前に進んでいる実感があるのはいい。

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栗山町、由仁町と順調に前進し、川端駅の商店で、少し食料を買い入れ、一旦休憩。

北海道の無人駅には、たいてい「思い出ノート」なるものが置かれていて、その駅までたどり着いた旅人の雑感から、地元の学生の青臭い話、鉄ちゃんの我が道を行く、どうたらこうたらが綴られているのだけど、そんなのを読みながら体力を回復させる。

10時過ぎに安平町に入る。

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黄金色の麦と、空の青が鮮やかな東追分駅でのんびりし、昼過ぎに安平町追分の集落にたどり着く。リニューアルしたてのようなどこかペンキのにおいのするような追分の町でセイコーマートなパンとコーヒー牛乳の昼食をとった後、占冠から局留めしておいた荷物を手に入れる。

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当初の予定では、この追分集落から程ない距離にある「鹿公園キャンプ場」でのビバークを考えていたのだけれど、調子が良いし、時間的にも余裕があるので前進。ザックが重く、休みを何度も挟みながら、千歳を目指す。



陽が傾いて、千歳の住宅街に入ったのが午後5時半。駅を挟んで向こうのキャンプ場にはたどり着けなさそうなので、「道の駅サーモンパーク」の裏手の公園で停止。目立たぬ木陰にテントを設営する。寝場所が鹿公園から、鮭公園に変更になったぞ。

駅前の銭湯、飲屋街のはずれのコインランドリーで、体と身の回りのものを清め、適当な店で食事。

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千歳市は、支笏湖を源流とする千歳川が町中を流れている。元気の無い駅前は、何度繰り返したか分からないけど、まあ日本全国津々浦々なおなじみの光景だけれど、千歳市の繁華街の脇を、澄み切った水量のある川が流れているのには驚かされる。

この夜は、カゲロウの羽化、飛翔が激しく、街灯の周囲が白くなる程。千歳川の魚は、水や食料を心配しながら旅してる自分と違って、澄んだ水に豊かな食が用意されてそう。

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銭湯の近くの釣り道具屋さんは、千歳川の釣りの面白さについて熱く語ってくれたけど、ウェーダー持参してじっくり滞在してみたい町だなぁなんて思う。



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徒歩旅行小休止@東追分駅

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