JW 8543 NRT-FUK
就航記念セールで、150円だかで購入できた航空券で福岡へ。"エアアジアジャパン"としては初搭乗だ。
日本でこの会社が飛ばないかなぁ、なんて思いながらKLを起点に旅していたのが懐かしい。
搭乗手続きは、オンラインチェックインで済ませ、
1、オンラインチェックイン
2、pdfをメモリーカードに保存
3、セブンイレブンでプリントアウト
というプロセスで、ボーディングパスは事前に用意した。頭の方がポカポカしてるので、コピー機にメモリーカードを差し込んだまま。。後日そのコンビニ(@小平)まで取りに帰らなければならないというオマケ付き。。だったが。。。
ボーディングパスをプリントアウトしておけば問題無し。国内線と言うことで、飛行機に乗るまで、身分証明書の提示すら無かった。これは。。。
搭乗。
最後のバスに乗り込んで、沖止めランプから搭乗する。成田空港の北西のはずれの駐機エリア。
会社員時代に何度か空港勤務をしているけれど、15年前、このあたりは駐機場というより、飛行機のコンテナ、所謂ULD置き場だったような気がする。その後整備が進んで、10年前は、UPSのB757FやB767Fがよく駐機してあったなぁ。。。と思ったら、夜のフライト待ちのUPSの機材が、カンタス機と一緒に駐機していた。
現東横イン、旧アメリカ横断ウルトラクイズの成田集合ホテルの向かいの駐機スポットから、タラップで飛行機に乗り込んで行く。すごいねぇ、本当に日本に就航しちゃったよ、それも自分の第二の故郷、成田に。なんだか信じられないねぇ。。
機材はA320。エアアジアではお馴染みの機材。
エアアジアに乗り始めた時は、一部の路線をマレーシア航空から譲り受けたり、機材も中古の物を使用していた過渡期だったこともあり、B737や、Fokker!なんてのも使っていたけれど、最近、そういった機材は見かけない。A320で統一(Airasia-Xは除外)されたのかな。
機体ドアの指示表記は、英語と日本語表記だった。
客室乗務員さんは、マレーシアの方か。。と思ったら、エアアジアンメイクで、バチッと決まった日本の方。エアアジアは、東南アジア域内で飛んでいても、客室乗務員さんの国籍が?不明でお馴染みだけど、成田空港で、アジアンヤンキー姉さんのお出迎えをされるとは。。
慇懃無礼過ぎて、自分の居場所が無くなるような鉄板日本の航空会社!な雰囲気じゃない。そういえば乗客も乗り馴れていそうな方が多い。
そういえば、新規就航時のセレモニーでも広告でも、セクシーな客室乗務員のお姉さんたちを、エアアジアは全面に押し出していて、かくいう自分も、深紅のユニフォームに身を包み、颯爽と空港を歩くお姉さん方のファンの一人だけれど。。。
日本だけが例外。。なーんてことをせず、乗務員さんは純エアアジアスタイル。混じりっけ無し「Now Everyone Can Fly!」なのがいい。
エアアジアブランドを押し出し、日本を特別視せず、エアアジアとはこれだ!と野太いCI/Corporate Identityで、世に「航空会社とは?」以上のモノを問うてるよなぁ。。エアアジア。
CIが、マレーシアサイズじゃないんだよな、アジアカラーで、世界サイズなんだよな。エアアジア。
偉い!最高だ!
搭乗率は、5割程度。
着席してドアクローズすると、機長のアナウンス。
「成田周辺で積乱雲が発生しており、離着陸のインターバルが長くなっており、ゲートを離れるのが、予定より40分程遅れそうです。」
なるほど。。40分後。
「先ほど40分と申し上げましたが、更に20分程程遅れそうです。」
ようやく、1時間近く遅れてスポットを離れ、滑走路に向かう。
天候不順による航空管制の都合か、成田の本滑走路?、通称「長い方」の34L滑走路で離陸する様子で、第一ターミナルの方に向かってタキシングして行く。
飛行機が第一ターミナルの40番ゲート前あたりを進んでいる時に、猛烈な風と雨。機材がユワンユワン揺れ、バチバチと雨が叩く音が響く。
デッキブラシなんて使わずとも、雨脚の強さだけで飛行機が現れてしまうんじゃないの?っていうれべるの風雨。
のわぁ、なんて思っているとアナウンス。
「当機は、離陸の許可待ちをしておりますが、現在、エマージェンシーランディングを行う飛行機があり、離陸許可が一旦ホールドされております。まで今しばらくお時間がかかります。」
「エマージェンシーランディング後の、滑走路のコンディションの確認を行っており、今しばらく離陸までお時間かかります。」
結局、離陸したのは2時過ぎ。
雲間から除く陽になんとなく傾きが感じられ、本来であればとっくに福岡に到着している時間。。。になってしまった。
離陸してしばらくは雲の上な時間が長かったけれど、兵庫県上空あたりから、雲が切れ始め、瀬戸内の景色を楽しめた。お城が改修中ということもあって、姫路市はすぐに見分けがついた。
この景色を空から眺めるだけでもお得だね。平日なら5000円ちょいで、前日購入のチケットで福岡に行ける時代に突入しましたよ。パラダイムシフトですよ。
海側から福岡市上空に入り、太宰府方面、南側から福岡空港に降下。
成田の天候やらで、結局2時間程遅れての到着となり、予定していた立花山登山はあきらめざるを得ないけれど、満足。
ワイ(胸の前で手を合わせるタイ式挨拶。)を結んで、ありがとうございますとヤンキー姉さん、いや、客室乗務員さんがドア前で挨拶してくれる。
「姉さん、エアアジアを使えば、みんなが飛べる。みんなが飛ぶなら、こんなこともできるあんなこともできる。。。ってことを、これから僕も考えます。愛してるぜベイベー。。。」
と、心の中で挨拶し、こちらもワイを結んでありがとう。
福岡に無事ログイン。
豚骨ラーメンのにおいがする(嘘)。