徒歩旅行 vol.0032 秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線 比立内駅 - 羽後中里駅
最近、時々夢を見る。
そいつが、なんとも気分爽快、なんだか楽しい夢が多い。にゅお?これは吉兆?
と思って、ネットで検索すると。。。
「心の空虚感を示していることがあります。人生の先行きが不透明だと感じる時にみることが多いようです。」
Oh Yeah!
ネットはチェックしなかったことにしておこう。
復活初日にかなり歩いたのと、たっぷり睡眠(with Sweet Dream)を取ったので、朝食をゆっくりとってから出発。おかみさんに昨日のゴールの比立内駅まで送っていただく。
米内沢から、秋田内陸鉄道と国道105号線は、螺旋を作るように並走しているけれど、この比立内の集落から螺旋がほぐれる。
傾斜がきついからか、鉄道の方が、山を迂回するように走り、集落からすぐのトンネルを潜ると、人家の全くない渓谷沿いになり、グイグイと登り甲斐のある山道となる。
最後の商店(酒屋さん)のテンションの高いお姉さんによると、まだまだシバレてはいないけれど、峠はつもってると思うよぅ、気いつけて。
とのこと。
なるほど。
歩けば歩く程、景色が白くなってゆき、ガードレールや滑り止めの砂がはいった箱に積もる雪の嵩が高くなってゆく。
最高点、北秋田市と仙北市の境界でもある、大覚野峠の標高は500メートルくらいだったが、その辺りは20センチ程の積雪があったであろうか、雪と話したわけじゃないけれど、来年の春まで溶けるつもりはありません。といった面構えだった。
昨日の無理と、下りのアスファルトで少し足が痛み始め、頃合いのよいところで歩みを止めて列車で角館に向かおうと思うが、2時間に一本くらいの鉄道とどうもタイミングが合わない。
寒さとGPSアプリ使用の為か、電池が減るHELL減るHELL君状態。そんなのを気にしながら歩いている割に、ようやくキャッチできそうとわかった羽後中里駅が遠い遠い。結局、最後は痛めた足にむち打って、駆け下りるようにして、なんとか駅にたどり着く。
結局、ほとんど休みを入れぬまま、足の負担も考えずに、歩き通してしまった。
ぬぅ、足が痛い。
白銀の世界と寒さでテンションが上がり過ぎ、ペース配分を後回しにしてしまった。歩き旅としては不合格な一日。
少し休養しなければ。。
阿仁の森 ゆきがおりたと 人づてにきく
【冬の歩き旅/参考にする人はあまり無いだろうけど】
1、発汗が少ないので水分補給いらず。1日歩いて、ペットボトル500一本でOK。荷物が軽くなるなあ
2、紫外線や、暑さによる体力消耗がなく、ほとんど疲れない。無限に歩けちゃいそう。まあ、先に足がやられるだろうけど。
3、問題は、摂氏零度前後になると、歩みを止めた途端に寒くてどうにもならないこと。
山間の街道では、退避場所が時々現れるバス停以外に風をよけられる場所が無く、初日は朝から晩まで、二日目は、朝から昼過ぎまで、昼飯以外でほとんど休まなかった。いや、休むことができなかった。
4、今回は野宿を想定していないので、ザックはキャンプ用品がない分軽く、時速5〜6キロのハイペースで歩ける。
5キロごとに待避所的な、コンビニや食堂があれば、もう少し楽なんだけど。。。国道105号沿いは10〜15キロ位の感覚。
一日目は45キロ歩いて、コンビニ3軒、スーパーは0軒だった。
二日目は25キロ歩いて、コンビニ0軒、スーパーは0軒、商店1軒のみ。