少年少女向けの、素敵な本に写真を使っていただきました。その3 世界の紛争と領土問題編
少年少女向けの、素敵な本に写真を使っていただきました。その3 世界の紛争と領土問題編
実家に戻ると、友人からの献本。
「世界の紛争と領土問題」
が届いておりました。写真の掲載の連絡を頂いていた本が出版となり、東北歩き旅をしている間に実家に届いていたようです。
解決されていない領土問題に便乗するように、当該地域の人々が一つと主張する土地を、二つの国、三つの地域と判断し、世界には〇〇ケ国の国が。。。なんて言う自分の写真が、こういった難しい場所を少年少女に紹介する本に写真を載せていただくのは、なんだかおこがましい事な感じもありますが。
「領土問題」を考えるときに自分が思い浮かべるのは、「領土の割譲の問題は双方に長らく怨恨を残す」と日本全権小村寿太郎に、日露講和ポーツマス会議で説いたロシア全権ウィッテの言葉。買った負けたで土地を取ったり取られたりすることが、国民の感情やDNAレベルでの「禍根」を残す愚であると、100年以上前の人間がとっくの昔に断じています。
人間は日々前進していると思いたい。けれど、カメラが付いたパソコン並みの機能を持つ電話を一人一人が持つようになったのに、領土問題や禍根を断ち切る精神を体得していないままだ。人間は脱皮するようなごついバージョンアップをできずにいるなぁ、なんて思うのです。
おっと、話が。。。
訪れた場所で、それなりの思いを込めて撮影した写真が使われるのは、本当に嬉しいです。Kさんをはじめ、出版に関わった皆様、ありがとうございます!
今回使っていただいた写真は、ある大国の国境での一コマと、日本からみて地球の真裏にあたる土地で撮影した写真。
さあどこでしょう?
かもがわ出版 → 販売ページ
p.s. 本ブログの写真は、特定の人や著作権に触れそうなものが映っている写真を除き、著作権フリー、いくらでも使ってくださいませです。
- 2013.03.31 Sunday
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- 23:59
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- by 運び屋