仁宇布(ニウプ) / Niupu
北海道の至る所で見かける廃線。産業が衰退したうえ、鉄道まで無くなって人気が無くなった集落に車を走らせた。
旧国鉄美幸線の終着駅であった仁宇布。。。。廃線の終着駅がある集落。残念ながら北海道の一つの姿で、郷愁を誘う場所だけれど、往時の「羊をめぐる冒険」のモデル、羊男が住んでいた町では?と言われる場所といえば「ああ。。」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?情景が少し浮かんでくるでしょうか?
名寄盆地とその周辺の自治体は、は寒暖の差の激しい内陸北海道を特徴とし、林業や赤字ローカル線といったキーワードを共有していて、
「羊男が住んでる屋敷があった場所。。」
のモデルになる条件を「それなり」に満た集落や景色が盆地の東の山裾やら山中のそこかしこやらにあります。
友人が住んでいる旧上士別町や、その先の旧朝日町なんかは、それなりの中心部があって静かな町になっちゃった場所になって、士別市はサフォークも推してる。。。そんななかでなんで仁宇布(ニウプ)が取りざたされるのか。。とも思う。
そんな先入観が邪魔してか、たどり着いた仁宇布の光景と、頭の中に残ってる羊をめぐる冒険に描かれた情景のイメージのシンクロ感は。。うーん今一歩。
ただ、本文に「札幌から260km」という記述があるそうで、札幌から仁宇布までは、260kmだそうで札幌から260キロな上、諸条件が整った赤字線の終着駅、滝がたくさんある集落。。となると。。。やっぱり。。
最有力候補かな(笑)
でも、もう少し人気のある所なイメージなんだよなぁ。もう一度読み返さないと駄目だな。。
「不吉なカーブ」でも探しに行こうかなぁ。。。と思ったけれど、独り乗りのトロッコを楽しんでいるうちに陽が傾いてきたので退散。
トロッコが折り返す場所には、ちらっと滝が見えます。この仁宇布には、滝が16あるそうです。