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新年台北 / New Years Day in Taipei

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新年台北 / New Years Day in Taipei

胃袋の中には消化しきれていない去年の御馳走が少し残っているけれど、緊張感を解いてくれた紹興酒は一切身体から抜けてしまったみたいだ。その紹興酒で大晦日の夜は気持ちよく酔ってしまい、真夜中の記憶が一切無い。爆竹は鳴ったのだろうか?101は旧正月でも花火が上がったのだろうか?なんて考えながら、外に出る。近くの行天宮に初詣でもしよう。

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天気がよく、長袖のシャツで十分な気持ちよい新年。今日ばかりはさすがに、点心の屋台も朝ご飯/早餐の店も開いておらず、静か。なるほど、お正月だ。

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行天宮前の交差点に来ると、前後左右から参詣客が集まって来ており、警察官や警備員さんが配されて、交通整理をしている。誘導される台湾の初詣客の流れに乗りながら、写真を撮っていると、華やかな赤や赤系統の服を着ている人が多い。

今月二回目の初詣を済ませ、目に留まった屋台で麺線を頂く。最近はこの麺線と臭豆腐、付け合わせのキャベツの酢漬け(台式高麗泡菜)をモリモリ食べないと、台湾に来た気分にならない。どちらかというと、浅漬けのような食感のこの酢漬けを、敢えて和訳してくれた友人が「台湾風キムチ」といったけれど、そういえば、和風キムチってのもある。なんだか東アジアの食文化や人ががグルグル混ざるようで楽しい。

おっと、話しがそれた。

宿に戻らず、閑散とした台湾の中心部で友人と待ち合わせし、非情城市で有名なあの観光地に向かう。

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あまりの混雑っぷりで、ヘトヘトになってしまったけれど、基隆湾の入り口までスカッと見張らせるカフェで、年の離れた友人と語らい、元気を頂く。

途中、お年を召した夫婦が、自分たちの座席に忘れ物が無いかと、探しに現れたけれど、残念ながら大事な免許証などが入っているというお財布?は見つからなかった。

僕らを日本人と分かって、丁寧な日本語で、

「ここでさっきお茶を頂いたのですが、財布を忘れてませんでしたか。」

と声をかけてくださった。混雑する基山街に、「すりに注意!」という看板があったことをおもいだす。財布が見つかりますように。もし見つからなかったとしても、被害が少なくなりますように。

夜の台北は閑散としており、ファーストフード晩飯をも覚悟したけれど、海鮮100元系熱炒(ルーチャオ)がまとまってオープンしている区画があり、そこで大堪能。隣り合わせた大陸から来た絶倫のおじさんが、熱いトークを展開してくれた上に、酒をご馳走してくれる。

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日中友好! 乾杯!

はす向かいの酒豪ぞろいの台湾テーブルのおじさん達も、気持ちよい笑顔と細かな気遣いありがとう!

日台友好! 乾杯!

悪口や中傷に乗っからない2014年にしたい。

 

TZ 201 NRT-TPE



TZ 201 NRT-TPE

漢字の略称が「酷航」のスクート。

なんでまた、そんな字をあてるのよ。。そんな航空会社の飛行機が飛ぶの?なんてツッコミがでそうだけれど、所変われば意味も変わる。「酷」というのは、どちらかというとポジティブな字で、かっこいい!Cool!のような意味があるそうです。中国の動画サイトに「伏酷」っていうのもあったのを思い出す。

旧正月の混雑もあるのか、折り返し便の飛行機の到着が遅れ、出発も到着も1時間程遅れ。まあ、ご愛嬌!

前列の席の女の子二人組が、「るるぶ」を広げて、「あそこに行こう、あれを食べたい!」なんて盛り上がっている。水をさすようで悪いが、中華圏の旧正月における気持ち良いくらいの店の閉店っぷりは知ってるのかな?今日は大晦日だよぉー!


夕方には、ほとんどの店(8割以上)がしまってしまう。

それはそれで、いい経験にはなると思うけれど、災い転じて福と為すな旅になりますように。。

AD 48 AKJ-HND



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美瑛、といっても駅周辺を散策した後に、バスで空港に戻る。

19:45発の58便が機材故障?の為にキャンセルになり、48便になっていた。

出発は1時間程送れるようだけれど、羽田着が遅くなるのは問題無し。ぺこぺこと頭を下げる全日空の職員さんに恐縮、頭も下げすぎてたら謝られてる感じがせず、平謝りという感じがする。こういったことに限らず、どこもかしこも平謝りなご時世。あやまられる回数が増えれば増える程、謝罪の意味が軽くなるような気がするのは、僕があまのじゃくだからかな。

こちらとしては、三軒茶屋基地が11時になろうと12時になろうと、困ることは無い。東村山基地だったら厳しかったので、謝られたら溜飲は下がったかな。

 

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BR 136 TPE-AKJ

機材は、通路一本のB737クラスかと思っていたけれど、ボーディングブリッジの先にはA330。搭乗口前の待合室がごった返していることにまず驚く。北海道ブランドの底力を目の当たりにした感じがする。

窓際か通路を、締切ギリギリのチェックインで指定できたので、旭川まで寝て過ごせるかと思ったけれど、前後左右は家族連れやツアー客でビッチリ。隣の女性が気持ち良さそうに寝ていたので、トイレにすら行けなかった。今朝、空港に向かう地下鉄には、通勤通学の人がたくさんいたから、まだまだ本格的な春節休暇にも入っていないはず(春節になったら、家族で過ごすから海外旅行はしなくなるのかな?)エバー航空も、北海道も天晴だなぁ!

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着陸前に現れた白い大地に息を飲む機内の感じ、テンションのあがる台湾の子供達の声が嬉しい。雪を始めてみる人がこのフライトに何人いたんだろうと考えると、ジーンと来てしまった。

コンパクトサイズな入国審査上で、係官に誘導されながら話しをすると、旭川便の日本人乗客は僅か3人!お客さんがたくさん来てくれるのはもちろん嬉しい。けれど、台湾で勝負できる「何か」が無尽蔵にあるのだから、そのチャンスを探しに、北海道からも台湾に人が出て行かないかなぁ。。なんて思った。

 

台北 / Taipei

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Eastern Youth 八十八芭樂籽 透明雑誌

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Eastern Youth 八十八芭樂籽 透明雑誌

日本のライブにどうしても行けなかった透明雑誌。FBのページで追いかけていたら、なんとEastern Youthの前座!で出るとのこと。The Wallは台北でも老舗のロックなライブハウスだと台湾の友人に言われ、チケットも手配してもらう。ちなみに友人はGlayのファンで、函館に次の旅行で行きたいそうだ。

個人的嗜好に加えて、その思い入れの度合いがパチッと一致しない限り、シンクロも共感もできないのが音楽。学生の頃のような、CDやカセットのやり取りでいろいろ拓けて行くものでもなく。歳を取ればなおさらその傾向は強まる。。。。

なので、

最近「おお!」と思った台湾のバンドと、人生の苦しい時期も希望に溢れる時もずっときいてたバンドが同じライブハウスでやるのは、信じられないやら嬉しいやら。臭豆腐に大腸麺線を注入して、踊り叫んできました。

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Eastern Youthの最後の曲、「雨曝しなら濡れればいいさ」だった。グッスン。

そして、透明雑誌のギターの張さん、まさかライブの前にTシャツ売ってるとは思わなかった。。今度は、一緒に写真とって、サインもしてください。グッスン。

台北 / Taipei

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台北 / Taipei

雨が降ると、震える程になる真冬の台北だけれど、今回は珍しく天気がよくなって、フリースもいらないぐらいで春のよう。そんなポカポカな台北は、春節/旧正月前。コンビニでもお正月の贈答品の特別ディスプレイがあったり、街の中は普段より、おめでたい赤色のものが増えた気がする。正月前の雰囲気で、台北の皆さんのお財布の中身は、ゼロが一つ大きくなってるかも。なんだか、お店の売り子も威勢が良い。

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年末の日曜日だった上に、日柄がよかったのか、街のレストランが貸し切られてパーティーが執り行われていたり、家の玄関がディスプレイされて何かを祝っている光景をよく見かけた。久しぶりに爆竹も鳴っている。台湾の忘年会、「尾牙」かな?

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関空のメインターミナル内にあるネットカフェでひとっ風呂、いやシャワーを浴びて、T2行きのバスに乗る。見るからに台湾からの旅行客がバスの中にいる。日本を満喫してくれたかな?親切にしてもらったかな?なんて思う。

今回も迷惑にならないように、搭乗時に殿(しんがり)を担当させて頂き、何となく誰も乗らなさそうな席に、スススと腰掛ける。

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日本列島どころか、南西諸島に南シナ海を丸ごと包むような雲に遮られて、景色を楽しむことはできないなぁなんて思っているうちに着陸のアナウンス。

席まわりを片付けて、ふと窓の外に目をやると、雲海の彼方に山。いや、山というより雲海に浮かぶ島のような様が美しく、うっすらと雪を被っているようだった。

飛行機を降りて、バスで台北へ、宿の近くの書店で調べると「雪山山脈」と称される、台湾の脊梁山脈の北のピーク群のようだった。一番高い峰は、雪山北峰だったかな?

 

スルッとKANSAI



スルッと関西

子供の頃から、一人で鉄道に乗るのは好きだったけれど、いつの間にやら海外志向?になってしまい、日本の自然や文化の素晴らしさを再認識するのは30、いや35を過ぎてくらいかもしれない。

海外の国巡りに執着し、世界白地図を塗りつぶす旅を続けたけれど、その旅の決着を待たずにお遍路をしたのは、そんな気持ちが溢れると言うか、満を持したからかもしれない。

お遍路をした後は、日本の祭りや廃村、山の文化なんかに関心が感染し、暇を見つけては歩き旅や国内LCC旅をしている。

そんなここ1,2年の内に、いつの間にか全部の都道府県も訪れていて、頭の中の日本列島地図のパズルも完成したなぁ。。なんて思っていたのですが。。。

あ、俺、奈良県でう○こしたことない。。

と気が付き、今回は私鉄パスを使って、奈良県や気になる場所を訪れることにした。

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南海と近鉄を乗り継いで奈良に降り立ち、奈良県庁の一階トイレで、目標達成。スルッと!

小学校までおねしょ、学校のトイレではなかなか用が足せず、旅先でも便秘気味な私ですが。。。。

学校を出るまで辛抱強く育ててくれた両親や、なまくら社員に給料を払ってくれた会社や、行商でいろんなものを御買い上げしてくれた皆さんのおかげで、この年までなんとか食うことができ、ソレを消化して、日本のいろんな所で、出すことができました。

なんだか、ありがとう。

うまいものを食べさせてくれた人、ありがとう。

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日本全国津々浦々の、トイレを綺麗にしてくださる皆さんもありがとう。

快食のあとの快便、そのあとにドアを開けて外に飛び出す時、あの気持ち良さってなんだろう。

なんて思いながらの、短い関西旅でした。

 

GK 201 NRT-KIX



GK 201 NRT-KIX

7時45分の関空発のフライトに搭乗する為には、京成成田から空港行き始発(6:14)かその次(6:28)に乗ればよく、準備さえ片がついていれば、朝の5時半に起きれば、9時前には関空に降り立つことができる。

最近は、もっぱらこちらの方を利用することが多くなった国内線の待合所でしばし過ごし、二台目のバスで沖留めの飛行機に向かい、最後尾グループの一塊で搭乗すると、機内は6割程度の搭乗率。窓際の空席もいくつか見かけたけれど、成田は生憎の曇天。雲を眺める遊覧飛行ならば、通路側で寝ていれば。。

と思ったけれど、離陸してしばらくすると

「綺麗に富士山見えますよ」

の機長アナウンス。

成田から「東」に飛んで、関「西」空港、一泊してから「南」に飛び、台「北」桃園空港、なのに目的はイースタンホニャララな旅の始まり始まり。

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