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KA 602 HKG-XMN

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KA 602 HKG-XMN

朝一でチェックインして、ラウンジに数時間居候。数年ぶりのCXのHKGラウンジ。雰囲気はあんまり好きじゃないけれど、貧乏人もたまには夢見たいので、ドラゴン航空の格安でまた近いうちにお邪魔したい。フライトは1時間以上遅れてしまい、厦門でアモアモする時間がなくなってしまったけれど、中国の南の沿岸部の豊かな景色をアモアモ楽しめたので良しとしよう。国際線の便数も少ないこともあって、入国審査その他は至極スムーズだった。

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空港からフェリーターミナルまでをインフォメーションで尋ねると、紙片に国際フェリーターミナルを記載してくれる。タクシー。タクシーの兄ちゃんの言い値は300元。リャンパイウーって値切ろうとしたけれど、ちゃんと連れてってくれそうだから値段を飲む。

GK 21 NRT-HKG

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GK 21 NRT-HKG

中延から泉岳寺乗り換えの成田空港第二。HKG便のカウンターの長蛇の列とカウンターに配された地上職の方の人数の少なさにげんなりするが、そんなこともあろうかと本をたくさん持ってきていたので無問題。食事や買い物する時間もなく、安全検査と出国審査を済ませてゲートに向かうと既に搭乗開始になっている。ゆったりする間も無く搭乗となったけれど、まあこれもまたよし。

格安ジェットで久々の長距離だけれど、香港くらいなら、まあ我慢できるレベル。エリーちゃんヘルメットも怪しまれることなく無事、香港の地に降り立った。

奥沢城

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奥沢城

築城主:吉良氏
築城年:不明



場所

自由が丘駅(九品仏の方が近いです)から西に歩き、の上品だけどごちゃごちゃしてる自由が丘的喧騒が遠くなって、閑静な住宅街になった頃、こんもりとした緑が見えてくる。それが九品仏浄真寺。

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河口慧海! 

東側の門から入ると、お寺の中心部に向かって傾斜しているのがよく分かり、その先に大きな山門。そしてその脇にドーン、と土塁が始まり、現在のお寺の中心を取り囲んでいます。北の八幡宮の裏手に「御土居」が残っていたのを見たときと同じくらいの感動。。。土塁は現在では寺域の周囲三方にキッチリ残っており、一部は墓地利用されているけど問題なし。いいなぁ。

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激しい市街化の為、都内の中世古城巡りは「ほにゃらら城」があったと呼ばれる場所を辿るだけになりがちだけれど、この城はキッチリと土塁が残っており、人間の営みの積み重ねを感じられて素晴らしい。小田原の役で敗れ、帰農した吉良氏やその遺臣たちは、自分たちが開いた土地や城があった場所が、日本でも有数の住宅地になるなんて想像できなかっただろうなぁ。

多くは語りませんが、もし訪問される方がいらっしゃいましたら、下記のブログを御参照ください。世田谷をアースダイブし、アスファルトに覆われた住宅地の地下にダイブ出来る素晴らしいブログです。

 

兎々呂城

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兎々呂城

築城主:南条右京亮重長?
築城年:不明



場所

大橋から二子玉川行きのバスに乗って深沢3丁目バス停で下車。閑静な住宅地を進んで行くと兎々呂城のある都立園芸高校が見えてきます。この園芸高校が城域と重なるようなので学校の東側を歩きながら、怪しまれない程度に中を覗きつつ正門に向かう。学校の西側に武蔵野の雑木林と庭園が合わさったような見事なスペースがあり、見事な並木が正門から校舎に伸びています。さすが、園芸高校!。。。なのですが、お城を匂わせるものは、ほんのり土盛りがあったりするのが感じられただけでした。ま、それも造園によるものかもしれません。

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土塁?

お城がある土地は「深沢」だし、等々力渓谷が近くにあるように、兎々呂城の南側はデコボコした地勢なのだけれど、現在の都立園芸高校とその周辺は、要害の地というより、なだらかの丘の上といった印象。

僕みたいなボンクラより、諸先輩方々が素晴らしいブログや記述を残されておりますので、ぜひそちらもご参照ください、中世の世田谷に想像の翼を広げると、何気ない地名にビビッと来たりして町歩きが楽しいですよ!

JW 914 CTS-NRT



JW 914 CTS-NRT

飛行機の出発が遅れたけれど、東京駅前までのシャトルバス利用で、12時半頃に家に到着。非常口付近の数隻を除き、飛行機はびっちり満席だった。早朝出発の夜中帰りかもしれないけれど、支笏湖周辺や今回の川に東京から日帰りで釣りができることが確認できました。きっちり稼いでまた北海道に来たいなぁ。

釣れない君北海道釣行 2015 ついに(自分的に)大物 7日目

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釣れない君北海道釣行 2015 ついに(自分的に)大物 7日目

別海から釧路までの丘陵地帯で何度も橋を渡ったけれど、雰囲気はあれど心細い川ばかり。テンカラ竿を失ってどうにもならない。沈没の恐怖と疲労や疲れでテンションが上がらない。うう、気分が乗らない。そんな心持ちで札幌行きの夜行バスで札幌に到着し、そのまま千歳に向かった。川で背負ってしまった憂鬱は川に置いていくことにする。芦別川で出会ったおじさんに教えてもらったあの川に行こう。あの川だったら、飛行機の出発までに往復し、数時間は竿を振れるはずだ。

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レンタカーでたどり着いたのは、美唄のおじさんと竿を振った川が湖へ注ぎ込む場所。カフェラテのような水は透明度をいくらか取り戻し、あの時は雰囲気ゼロだった濁流は、岩盤質だったり砂礫が積もる川底が覗け、魚が隠れそうな場所もある。

それらの条件が揃ったにもかかわらず、川が湖に注ぎ込み流れが消えるような場所で魚の反応は無く、少しずつ川を釣りあがる作戦に切り替える。

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登り始めるとルアーを足元までチェイスする魚が現れ始め、引き続き落ち込みを狙っていると、

ガツン!

というアタリ。

魚の方が、一発でガッチリルアーを喰わてくれたようで、重量感で竿が弓なるものの、自分と魚がきっちり繋がっている確かな感じがあり、大きいけど大丈夫そう。ゆっくりと落ち込みから引き上げ、浅瀬で疲れさせ、手元に引き寄せてパチリ。もう少し魚と一緒に居たかったけれど、ネットもないのですぐにリリースした。

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後が続かず、この川での釣果は一匹限りだったけれど、満足。こんな素敵な川の釣れる場所や攻め方を惜しげもせずに教えてくれた北海道のフィッシャーマンに感謝!さて、帰ろう。

釧路川 (摩周湖〜弟子屈の町の手前)

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釧路川 (摩周湖〜弟子屈の町の手前)

釧路川、聞きしに勝る素晴らしい川だった。

ただ、事前のスカウティングが甘く、弟子屈に入る前のカーブと急流がこれほどきついとは思わなかった。結果、ひどい沈没を二回もしてしまい、フネを放棄して、弟子屈まで原野と舗装道を経由して歩くことになった。

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東京に戻って、川下りのレジェンドの本を読み返すと、

「ある流れの速いカーブで、かわいっぱいに張り出した木の中に突っ込んで、加納艇が転覆した。幸い浅いところでカメラ機材は無事だったが、ここで走行を中断。原生林の中に艇を引き上げる。火を起こそうとするが気も土もジメジメと湿っていて燃えない。
舟を置いたまま、大事なにだけ持って脱出した。道路の方角で見当をつけて、森の中を歩く。目の前に釧路川や沼が現れ、行くてを遮り、何度も引き返した。翌日、舟を取りに来る時の目印に時々白いロープを切って、木の幹に結び付けて歩く。
沼地を一時間ほどうろつくと不意に硬い道に出た。ヒッチハイクで弟子屈に行き、民宿に泊まる。」

という記載があった。

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奇跡的に、別海のボルダリングをする友人が近く(といっても50キロくらい離れているが)を通っていて、太いロープとハーネスを使って激しい流れの中での作業ができ、沈みかけた舟の引き上げられた上、キャンプ用品やテンカラ竿を失ったものの、パスポートはビショビショになる程度で助かった。

。。。と、ここまで書いたけれど、冷たい川で2度も沈し、人間の力ではどうにもならず、あっという間に船が沈んでしまう恐ろしさ、相棒や自分が水の中に消えて浮かび上がるあの感じは思い出すのも嫌なくらい。

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地獄に仏とはまさにこのこと。。

相棒と僕は声を掛け合い、きついカーブをやり過ごし、ポーテージやスカウティングで難所をうまく乗り越えたのだけれど、増水による影響で、僕らの漕艇力では、どうにもならない川になってしまっていたようだ。

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友人の家に現れた狐。俺らも数時間前はびしょ濡れだった。。

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地獄の仏の友人の牧場でBBQ。尾岱沼の漁師の友人の冗談がしみる。生きててよかった。。

川下りで商売をされている方もいらっしゃるし、どうしても現地のカヌーに関わる人々にいろいろお話を伺いにくいところもあるのだけれど、これからは生きて帰るためにご迷惑にならない範囲で、いろいろ調べて川に臨みます。いつ死んでも悔いはないなんて気持ちではいるけれど、一気に舟が沈んでしまうあの感じ、あの冷たい水な経験はもういやだ。。死と隣り合わせはもう嫌だ。反省してます。

釣れない君北海道釣行 2015 テンカラ一閃 6日目



釣れない君北海道釣行 2015 テンカラ一閃 6日目

弟子屈の道の駅で友人を待つ間、河原でぼーっとしていると、目の前でライズ。車に戻ってテンカラ仕掛けを振ると、一投目で釣れてしまう。その後が続かなかったけれど、テンカラの気軽さと北海道の自然の豊かさに改めて舌をまく。うまく言い表せないが、今まで苦労して魚がいる川に辿り着いたり、いろいろ攻めあぐねたりしてきた経験をあざ笑うかのよう。自分が、テンカラの竿と魚のつながりのオマケのような存在になった気分だ。

釣れない君北海道釣行 2015 面目躍如!テンカラで爆釣君 5日目

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釣れない君北海道釣行 2015 面目躍如!テンカラで爆釣君 5日目

釣るだけなら昨日のポイントに出かければ良いけれど、せっかくの釣り旅なので、ブログなんかの情報も少ない川に出かけてみる。天気が良くなったこともあって、下流域の濁りも収まっている。川に入ると、両岸の緑が迫って、空は透き通るような青。知らないおっさんの下着まで洗濯して干してやりたくなるような青空だった。

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下流から、車を使って橋で川を越えるたびに竿を振ってチェックするが、反応はイマイチ。魚のサイズが上がらないのに上流部を目指すのも微妙かと思ったけれど、ダム湖の上の源流に上がることにし、ダム湖に注ぐインレットから釣りあがってみる。

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が、結果は小さいニジマスが時々反応してくれるくらい。シチュエーションはこれ以上なさそうなんだけど。。釣りあがって林道、林道を車に戻ってまた移動。。を繰り返すが、遊んでくれるのは引き続き小さなニジマスだけで、サイズも上がらない。

まあ、こんなもんか。今日は早めに切り上げ、別海に向かうか。。なんて思っていると、木が覆いかぶさっている淵に蚊柱がぐるぐる回り、魚がライズしている。せっかく北海道の山の中まで来たのだからと、またまた車に戻り、テンカラしかけに切り替えて。。。毛針を投げ込むと、これが大正解。スピニンングタックルじゃほぼ無反応だったのに。。。

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モンタナで適当に買い求めた毛針に猛烈に魚が反応し、投げるたびにリアクションがあって、そのうち半分が釣れてしまう入れ食い状態。昨日の日没間際の入れ食い時間と違い、水中で反転するときの輝きも、引き込みも強くなる。今まで同じ場所でスピニングタックルで釣り上げていた魚のサイズもぐっと上がった。

そんな入れ食いタイムの最中、水を吸ってクーッと沈み込んで行く毛針を見失ったところで、ギューンというアタリ。ハリスや繋ぎ目がプチッといきそうでヒヤヒヤしたが、40センチちょいのニジマスが釣れあがる。北海道のアングラーにしたら、そんな魚で感動するなと言われそうだけれど、魚の反応がよりダイレクトで手応え十分だった。

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凡ミスでフライを失ったりしつつも気持ち良く釣り続けるが、ダムの上流、釣りあがっていると狐や鹿がジャンジャン飛び込んでくる場所なので、日が高いうちに竿を収めた。大満足。

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今日の川の感じは、今までマス釣りに励んだモンタナパタゴニアフォークランドのフィールドにいつか帰っての「魚はいそうだけどスピニングタックルじゃ攻めあぐねちゃう」ポイントで、テンカラをやってみたいなぁ。。なんて思う。ま、北海道でこれだけ楽しませてくれるのなら十分だけど。

釣れない君北海道釣行 2015 釣れるけれど手のひらサイズ 4日目

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釣れない君北海道釣行 2015 釣れるけれど手のひらサイズ 4日目

釧路に夜行バスがついたのは朝の5時過ぎ。レンタカーを借りられるのは10時。

こういう時は、北の夏の夜の短さが恨めしい。釧路に限らず、地方の駅前は暇つぶしするファミレスやらカフェが朝から開いているような緩さ、なんとかなる感はなく、車なしで現れた土地勘のない釣れない君にはなかなか厳しいお出迎え。こんな時は、ローソンでコーヒー買って散歩がてらイングレス。釧路は駅前から伸びる大通り、その脇にポータルがたくさんあって、なかなか楽しく、酢加えれた。

さて10時。レンタカーを借りて、まずは釧路の西へ。

釧路に行くの?それならあの川でアメマスが釣れるよ!と美唄のおじさんが教えてくれた川に向かう。ネットで予習したところアメマスはすでに海に降り、川でのアメマス釣りはシーズンでない感じ。。国道の下もまだまだ雨の影響で濁っており、反応なし。そもそもどうすればいいのかわからない。

まあいい、それなら上流がどんな様子か見てみよう。。。と車を止めて竿を振り、車を止めて竿を振り、を繰り返しながら上流に向かう。

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牧場地帯を抜けると、流入する河川が綺麗になるからか川の透明度がわかりやすく増してゆく、そのうちに「ここで釣れなきゃ魚はいない!」的ポイントがポツポツと現れ始める。そんなことを繰り返しているうちに、ようやく魚が相手をしてくれるようになり、最後に車を止めた上流部で、いろいろトライを続けると、がけ下なうえにきっちりとした魚の休めるような渕が点在する場所にたどり着く。そこが入れ食いポイント。投げるたびに魚の反応があり、魚が擦れていないので、フッキングの率も高い。

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小さいアメマスがほとんどだけれど、ときどき、道東ではまだ禁漁中のヤマベがかかってしまう。いくらやっても魚のサイズが上がらないのが玉に瑕。ちょうど良い頃合いで日が沈みかけ、鹿がキョンキョン泣いてるし、大きな鷲が入れ食いポイントの近くの大木のてっぺんで羽を休めていた。

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