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JL 408 FRA-NRT

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JL 408 FRA-NRT

出発日の午後に、FRA空港近くの工業団地で案件が入ったのと、FRA-NRTに空きが出たので、急遽FRA-LHR-HNDを切り替えて直行に。アルコールが本当に飲めなくなったので、いい気持ちになったあたりで睡魔に襲われ、気がつくとノボシビルスクあたり。ムニャムニャ二度寝すると日本海上空。食事のオーダーはギリギリOKとのことだったので、ふらんくふる豚丼なんかをいただく。

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食ってばかりの旅だったので、お酒どころか食事の方もほどほど。日本航空は一つも問題ないのだけど、もう少し楽しみたかった感が残る。ぬぅ、消化不良だ。

ベルリン→ハーフォード→フランクフルト→バーゼル→フランクフルト

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ベルリン→ハーフォード→フランクフルト→バーゼル→フランクフルト

2月にドイツに二回行ったのだけれど、やはりドイツ旅は鉄道に限る。

アウトバーンで目的地から目的地までドアツードアまでという旅も便利だけれど、市街地はヒヤヒヤするような幅の道や鋭角のカーブや合流なんかが続いて慣れないドライバー泣かせだし、都市間移動に使うアウトバーンは、聞こえはいいものの、沿道の景色は市街地近くでは防音壁がきっちり配されているし、郊外はのんびりとしすぎて面白みに欠ける。

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やっぱり、情緒もあって正確、おまけに最近はLCC対抗価格な、大都市間を19EUR〜!の設定といい、貧乏暇ちょっとありの僕のようなのにはぴったりなのです。

今回は、少し格安19EURに合わせたルーティングと時間設定になったけれど、ベルリン→ハーフォード→フランクフルト→バーゼル→フランクフルト。の4路線が、全て19EUR。ま、朝から晩まで旅したい人はレールパスをどうぞ!

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用意はしていたけれど、予約番号と購入時のクレジットカードがあればe-ticketを駅でもプリントアウトしてくれるので、旅先からのネット購入も無問題。日本のJRと航空会社の同床異夢な感じと違い、ドイツは空港の地下や脇に新幹線/ICEの駅が直結していたりと、「公共交通機関」とはなんぞや!?を自問自答したりしても楽しいです。

少し古いですが、iPodにスターギターを注入して、レッツレイルしていきましょう!

ドイツ鉄道バーゼル駅 / Basel Badischer Bahnhof

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ドイツ鉄道バーゼル駅 / Basel Badischer Bahnhof

飛び地研究会のページ

フランス領内のスイスの空港のアップデート

2006年のワールドカップドイツ大会で、数日後にオーストラリアにぶっ飛ばされるとは露知らず、意気揚々とドイツレールパスをもってICEに乗り込んだのがこの駅。バーゼルは時々通り過ぎたり、空港の方はベットアップデートしたこともあるのですが、駅舎自体は10年ぶりの再訪ということになります。

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ドイツ鉄道の駅ですが、スイス領内のため、構内のスーパーはスイスフラン表記です(もちろんEURでも買うことができます。)

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なんで、こんな駅をわざわざフューチャーするのかというと、

この駅が「スイス領内にある、ドイツ鉄道の駅」

であるため。

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他国が管理・運営する鉄道や道路、港などの交通インフラを、飛び地人間は「インフラ飛び地」にカテゴライズしますが、このスイス領内のドイツ鉄道駅は、そういった「インフラ飛び地」の中でも、アクセスが楽で、じっくり見て回るとこの駅の特殊性にも触れることができ、

「大きくなったら国境バカになりたい!」

なんていう小中学生諸君は、是非来て見て触っていただきたい素敵な場所。スイスの驚愕の物価に身じろがず、是非是非訪れていただきたいです。

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尚、この駅はスイス/ドイツ両国民が日常的に利用する鉄道であるため、鉄道を降りたらノーチェックでスイス入りすることができますが。。。。

アムステルダム発(笑)、ケルン、フランクフルト、フライブルク経由チューリッヒ行きの夜行ICなんかで入る場合は、

「ドイツ領内最後のフライブルク駅で乗り込んできた、スイス税関職員」

に猛烈な、手荷物検査&インタビューを受けることになります(笑)。

今回は堂々と、ドイツ領内の線路の上でやられたなぁ。。フライブルクを出たら、国際列車の車両の中はドイツを出た扱いになるのかな???謎だ。

到着が早朝であることも含め、完全に「がさ入れ」状態なため、ドイツから夜行で入ったりする場合は、ご留意ください!

「運び屋!っていうブログやってんだよー!」

なんて口走ったりして、変な疑いをかけらぬようにしましょう!

AB 6574 FRA-TXL

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AB 6574 FRA-TXL

ベルリン行きのゲート前は、ボーディングブリッジの先に会議場でもついてるんじゃないの?くらいにビジネスマンで溢れていた。TUIフライなんかをルーツにしているエアベルリンは、ワンワールドに加盟してはいるものの、レガシーとうより、格安寄りの航空会社というイメージだったのだけど、こういうのはやっぱり乗ってみないとわからない。

雨は夜明け過ぎにみぞれとなっています。

他のルートや時間のフライトはどうかわからないが、少なくともこの便と僕の親和性は非常に低かった。40過ぎてるんだし、たまには、ブリーフケースをカチッと持って飛行機に乗りたいところだ。でかいバッグを担いで飛行機に乗るってのも切ないねぇ。

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ゲート前の混雑っぷりで満席を覚悟したけれど、機内に入ってみるとB737の3-3のシートに満遍なく、2-2で腰掛けるような塩梅でストレスなし。Euro表記のある、機内メニューがシートポケットに入っていたので、飲食はできないと思ったけれど、飲み物と暖かいパンのサービスがあった。

飛行機が傾いて、うたた寝から覚めると、雲が切れてベルリン郊外のビル群が見下ろせた。

沖止めの駐機場から、バスに運んでもらった先は増設した「これでいいでしょテンポラリー感」のある建物。ベルリンの空港が数年前に一つ閉鎖されたことが影響しているのか、駐機場にもメインターミナルから伸びるボーディングブリッジも、飛行機でパンパンだったし、メインターミナルも程よく人が溢れていた。

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ふた昔前の「宇宙感」な建築のメインターミナルで、ステュットガルトで未処理だったTAX Freeの手続きを済まして気分爽快だったのも束の間。空港の準郵便局で日本向けに荷物が送れず、結局、そのにも圧を抱えてバスで市内に向かい、アレキサンドリアプラーツ周辺を大きな荷物を持って、あっちへふらふら、こっちにフネフネと郵便局を探して右往左往したのに閉口する。ふぅ、こういったことが将来の経験値になりますように。

CX 289 HKG-FRA

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CX 289 HKG-FRA

千と千尋の父ちゃん母ちゃんばりに意地汚く胃袋に注入したのにもかかわらず、出されたものは残さずいただくスタイルを貫いて、ヨーロッパに向かう。

ほんの少しアルコールを入れただけで手前にある読書灯を消すことはおろか、腹の上のテーブルに残されたグラスをどかすことも、持ってっ入ってもらうお願いもできない強烈な、けれど心地よい睡魔に襲われ、ぼんやり目が醒めるたびにそのグラスを倒し、服がソーヴィニヨンブランな思い出ででびしょびしょになった。寝っ転がったまま何もできず、飲み物をこぼしっ放しなんて、フランクフルトに行く前に病院に行けよ状態だ。

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そんな乗客が時々現れるのは計算済みなのか、さすがのキャセイパシフィック。たっぷり香りが染み込んだあたりで、グラスは片付けられており、機内もいつになく乾燥していて、いつの間にか服も乾いていた。

飛行機は香港からほぼ真北に飛んで中国を貫いてシベリア。そこからシベリア鉄道チョイ北ルートをとって、ウラルを超えてヨーロッパ、フランクフルト。。。というルートでした。

香港のキャセイのラウンジ

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香港のキャセイのラウンジ

せっかくなので、香港のラウンジに早めに忍び込み、バスルームを即予約した。

食事やらはほどほどにして、携帯式のアラームが鳴るのを待っていると、一時間くらいでお呼び出しがかかる。一人で暮らしていた家なんかよりはよっぽど広いスペースにズドーンと池、いやお風呂があったので、ろくに風呂にも入らなかった慌ただしい日本滞在の垢を、旅の途中で落とした。

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ふと、思い出してイングレスを起動させると、最寄りのポータルにバスタブから攻撃できることがわかり、ピコピコ。いろいろあって、運び屋稼業に身を落とし、風呂に沈められても、ピコピコ。

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いつになったら私は大人になるのだろう。

風呂の脇で、この度の次の次の旅行の予約。V-airの臺北-日本便は、片道5,000円程度。香港の物価から考えると、こんな場所で散々だらだらすると、いくらするんだろう。。。なんて考えると切なくなるので、途中で思考停止し、次のフライトに備えてパッキングを進めました。

 

CX 549 HND-HKG

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CX 549 HND-HKG

出発日の朝に用件があったので、夕方発のHKG経由でヨーロッパに向かうことにする。日本を昼頃発つ欧州便は、目的地に夕方に到着するが、日本を夕方に発つ香港経由だと、直行便がついた翌朝着となる。けれど、ナイトライフ偏差値23の自分にしたら、夜は知らない間に明けてしまう方が都合が良い。ま、昼間の行動偏差値も最近では29くらいだけど。。。

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ま、そんな言い訳がましいことを言ってみたけれど、本当のところはESTAの都合上、今後のアメリカ頻繁往復が困難な状況となって、米系エアラインのマイル貴族から転落することが確実なため、今月でHKGのラウンジで王侯貴族泡沫夢じかけの最後を飾るか。。ということで、HKG経由を選んだのである。

羽田で日本航空謹製のビーフカレーをくらい、飛行機の中でバビバビ飲み食いしているうちにHKG。ヨーロッパに着いたら、ALDIのサラミとチーズとレタスを挟んだパンしか食えなくなるので、許してやってください。

TK 52 IST-NRT

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TK 52 IST-NRT

前日にアンカラで爆弾テロがあったけれど、ブログを始めた年のワールドカップでドイツに向かったときにも、1日違いかなんかでイスタンブールで爆弾テロがあった。男気というか柔軟性に欠ける。。というかな政治を10年たっても貫くトルコの内側と周辺にはガチな喧嘩の匂いが絶えない。とはいえ、トルコの経済やら物価、そしてトルコそのものの周辺国との関係は様変わりしたなぁ。乗り継ぎ時間は短かったけれど、貧乏性なためにサラッとラウンジによってキュウリとトマトを注入した。自分の貧乏性は相変わらずだな。

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STR-NRT同様、疲れが溜まりすぎたのか、少し寝ては目覚めるの繰り返しで、深く眠ることができない。夜発の「みんな寝ろ」フライトなため、乗客のほとんどは就寝中だった。窓のシェードが下ろされているけれど、なんだか夜が明けたようだったので、ギャレー脇の小窓から外を覗くと、真っ白な崑崙山脈がいつの間にかチベット高原になってゆく景色が広がっていた。

TK 1706 STR-IST

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TK 1706 STR-IST

ロングドライブにドライブインシャワー系車中泊と、ハードなドイツ調査旅行だったため、ヘトヘト。心地よい疲労に包まれ、シートに身を委ねる。。。と行きたいところだけれど、疲れが溜まりすぎて寝られない。寝られないので本を読んでいると、隣のアジア系ビジネスマン。。というより、国際商人(アキンド)といった風采のおじさんに、「中国から来たのか?」と聞かれる。こっちはこっちで、ベトナム人か華僑かな?なんて思っていたので意外。インドネシア人でも、「中国語」と「日本語」の区別がすぐにはつかないんだね。なんて感じた。

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ビュージンゲン/Büsingen

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ビュージンゲン/Büsingen

前回のドイツは、スイス/ドイツ国境の調査旅のような感じになってしまったのだけれど、それならついでに!と思って行ったのが、スイス領内にあるドイツ領、ビュージンゲン/ Büsingen。僕をこんな旅バカにてくださった稀代のホームページ、世界飛び地領土研究会にももちろん、記載されています。

スイスはEUに加盟していないシェンゲン協定国のため、人の往来(シェンゲン)にあまりケチはつけないけれど、経済圏(EU)は同一ではないですよ。。という国境のため、国境機能のうちの通関機能が今もなお残っているという感じがしますし、国境でトラックやらが滞留しているのは、まあ、商業貨物を通関する必要があるからでしょう。

よって、一般人ならば、ドイツ→スイスの国境越えの時のスイス側で、若干インタビューやら荷物検査されるくらい。まともな人ならば、他のEU国間の国境と同じように移動できます。




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ビュージンゲン/Büsingenに向かう車。写真を撮ってるのはスイス領シャフハウゼン/Schaffhausen

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左の森はドイツ、右はスイス

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ライン川沿いの道のドイツ領を示す標柱(現行)。

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国境を示す標柱(昔のもの)。

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あ、少しドイツ領に入ってしまった。。。

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村の中心部には庁舎や郵便局なんかを備えたビルがあります。もちろんドイツ郵便。

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左側がスイスの電話ボックス、右側がドイツの電話ボックス。これといった飛び地感のないこの村の、ランドマークになっています。

ちょっとドイツとスイスの関係をおさらいしたところで、ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州に属し、スイス領内にある飛地。ビュージンゲン/Büsingen。バーゼルからチューリヒを経由して2時間くらいで到着です。

ビュージンゲン/Büsingen自体が、西に位置するスイス領の小都市シャフハウゼン/Schaffhausenの街外れのような立ち位置でその町に通勤する人がほとんど。。。みたいな土地なので、村一番の街道筋に国境を示す標柱や小さなモニュメントがあるくらいで、のんびりとした南ドイツ/北スイスの田舎な風景で、ボーデン湖から流れ出したライン川くらいが見どころ。

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もともと、両国の国境が入り組んでいて、往来の多い地方のなかの飛び地でもあるため、日々、スイスだドイツだなんて一喜一憂している人は少ないようだし、飛び地を売りにした商店なんてもの見かけませんでした。天気の悪いオフシーズンに、こんな飛び地に現れるのも僕くらいなようで、なんだか自分の方が、異邦人を実感するというか、心の飛び地感を味わってしまったのでした。

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スイス領の出る不倫減、否、デルフリンゲンから、いままさにドイツ領ビューシンゲンに入ろうとする、シャフハウゼン行きのバス。

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はい、ドイツ領!

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右、ドイツ、左、スイス

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これは、スイス領ドルフリンゲンと、ドイツ領ラントエッグの国境の標柱。

国境やらドイツとスイスの電話ボックスの写真を撮ったり、ハガキを出す折に局員さんに

「ドイツポストより、スイス郵便が安いときもあるし、その逆もあるからスイスの人もここにきて、荷物を送ったりするのよ」

なんて、話をしたのが唯一の村人との会話でした。

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