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バンテアイスレイで雷魚釣り。

 

バンテアイスレイで雷魚釣り。

 

バンテアイ・スレイ近くの池からの流れ出しが雰囲気があるので、テンカラを試してみる。水面に反応があるけど、小魚すぎてだめだなぁ。。と思っていたら、岸際のゴミの脇から何かが上がってきて積極的なバイト。 水面に落ちた羽虫の、羽だけ突いてやろう、お尻の先っちょだけかじってみようといった小魚のそれではなく、丸のまま飲み込んで住処に持って帰ろうとする積極的なバイトだ。

 

これは粘っていると思って続けていると、手のひらサイズと手の指サイズの雷魚。こっちではスネークヘッド?というのかな?が釣れた。テンカラで釣り上げるというより、せこい提灯式テンカラ釣りだったけど。。まあいい。

 

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雰囲気のある川で竿を振っても、小魚ばかりだったり、昼間は何の反応もない上に自分自身が暑さでヤられてしまう。。なんていう問題があったけれど、小さいのだけでも釣れてよかった。


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VN 931 LPQ-REP

 

市内から空港までトゥクトゥク。

 

天井の扇風機がグルグル回って、びっとり汗まみれになったやさぐれた旅人、くくり紐で梱包された荷物。。といった景色が浮かんできそうな管制塔付きの旧空港ターミナルを通り過ぎて少し走ると。

 

チェックインして、出国手続きをすると、妻が悲しそうな顔。

 

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どうやら、出国手続きをしたところで、パスポートに取り付けられていた通行証的な役割のリーフレットが取り上げられてしまったようだ。気がついていたら、その通行証だけでも写真に収めて於けばよかったのだけれど、写真だけ撮らせてと言っても後の祭り。

チンタナカーンマイから四半世紀経っても、杓子定規なお役人気質はラオスに残っているようだ。

 

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通行証での出入国になったのは、ラオスと台湾に国交がなく、經濟文化代表處ももしかしたらヴィエンチャンにもないからか?と思う。北朝鮮に入って、通行証を取り上げられると、パスポートに記録が残りません!っていうあれだ。

 

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ヴェトナム航空の機内はほとんどが、カンボジア人でもラオス人でも、ヴェトナム人でもない外国籍のツーリスト。客室乗務員だけがインドシナ籍だったと思う。

 


ナムカーン川の釣りはルアンパバーンだけに坊主なのさ / Nam Khan river Fishing

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ナムカーン川の釣りはルアンパバーンだけに坊主なのさ / Nam Khan river Fishing

 

初めの宿を追い出され、移動して一泊だけした宿がメコン川の支流(ルアンパバーンで合流する)のナムカーン川だったので、テンカラ釣りに挑戦した。

 

誰もいないだろうと思っていた河原には、ポツーンと水着姿のバックパッカーがギターを爪弾いており、日が傾いた東の空には、プーシーの丘と最高のシュチエーション。

 

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だけれど、夕方なのにライズもなければ魚の気配もない。

 

水たまりに手の指サイズの魚がキラキラしてるけど、川底の泥や小石に引っ付いた何かを引っ掻いているときにキラキラする様子で、水面の毛針には興味がない様子。

 

粘っても、寄ってくるのは近所の野良犬だけの様子なので暗くなる前に撤収。次はカンボジアでやってみよう。


ルアンパバーン / Luang Phabang

 

ルアンパバーン / Luang Phabang

 

原材料、東南アジアの田舎。以上!タイとベトナムの緩衝地帯!

 

なんて言えば済むかと思っていたけれど、大違い。ごめんなさい。ルアンパバーンの昔は良かったぁ、なんて言う人だってもちろん沢山いるだろうけど、現在のルアンパバーンも、貧乏旅行者からハイエンドの旅行者まで受け入れる、懐の深い観光地でした。

 

木曽の観光に関わる人間の視点でどうしても見てしまうのだけれど、

 

古都、整然とした街並みというのはそのままで観光資源になるけれど、最大限に観光に活かしていて、「あらら、こんなものも観光になるのか。なるよなぁ」と、感心することしきりだった。

 

本格的なトレッキングツアーは、今回はパスしたけれど、メコンのボートトリップと象と戯れる二つのツアーを1日で楽しめるし、若い人なら、ボートトリップの前に朝の托鉢の見学(参加も可能)に出かけ、エレファントツアーの帰りにプーシーの丘で夕陽を楽しみ、夜はナイトマーケットという選択肢もある。すごいな。中心部といえども、過剰にズンドコするような街区もなくて、朝から晩までほんといい感じだ。

 

欧米が冬、そして朝晩が過ごしやすいルアンパバーンは、今がハイシーズン。ベトナムやカンボジアの感覚だと、同じレベルのホテルだったら2〜3倍くらいの強気な料金設定には驚いたけど、まあいいや。ほんといいところだ。

 

 

中国のお客さんが中国の方の経営するお店でお土産を買っていく。買う側の気持ちになったら、そうなるか。まぁ、日本人はハワイで日本人スタッフのいる店で買い物するしなぁ

 

 

仁王立ちするおばさん。

Big mama and sunset.

 

 

 

写真の光量の問題で鮮やかさがなくなってしまったが、夜市で布を買い求めるラオス人とおばさん。120USDくらいをサクッとお買い上げ。売り手と買い手の息があった、「Deal!」といった感じのやり取りは見ていて気持ちよかった。家のデコレーションに北部ラオスの布を使うそうだ。

 

籠の鳥を放って功徳を積む。ツグミのような小さな鳥が、普通に食用にされるので、鳥に救いを与えていることは確かだ。

Caged bird for sale 20,000.K

 

 

 

 

 

托鉢。近くにいるおばちゃんに急かされるがままの托鉢。わんこ供物状態で、おばちゃんに供給され、いわれるがままな托鉢。10ドルにも満たない供物をお坊さんに差し上げ、20ドルよこせ!と要求されたのには閉口したが、体験としても貴重な経験だし。地域に丸のまま還元されるので、良い試みだと思う。

 

 

安徽省から来た彼も大陸人。ラオスも大陸の一部だけど

 

 

 

 

雲南省から集団走行してきたバイカーの、白酒を振舞われた。


ブログのデザインを変更しました。

ブログのデザインを変更しました。

 

ブログのUIが良くなったことと、スマホ向けのデザインでシンプルかつ見やすいものが出てきましたので、変更しています。PCでご覧の方に見やすくなるよう、ごちゃごちゃだったサイドバーのカテゴリーをエリアごとに鋭意変更中です。本日中にはサイドバーを変更し、行ったけれど国のリスト化が遅れていたところの補完したりして行こうと思ってます。今後とも本ブログをよろしくお願い致します。@シエムリアップ

 


サパ/Sapa - ディエンビエン/ Điện Biên - テイトラン 国境/ TayTrang - パングホック 国境 / Pang Hok - ルアンパバーン / Luang Prabang

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サパ/Sapa - ディエンビエン/ Điện Biên - テイトラン 国境/ TayTrang - パングホック 国境 / Pang Hok - ルアンパバーン / Luang Prabang

 

陸路の国境越え、たくさんのバスに乗ってきたけれど、サパからルアンパバーンの40ドル/28時間のバス。キツかった。カリマバード→ギルギット、ラパス→ウユニ、チャド湖越え、スロバキアの立ちっぱなしバス。思い出せないぐらい苦労したアフリカのいろんなバスや乗合タクシーなどなど、キッツイ陸路移動リストにこのルートも加えようと思います。

 

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サパからのバスがディエンビエンにバスが到着するのが、まず朝の5時頃で、眠ることもできない中途半端な時間帯で、7時過ぎに乗り換えるバスは、コースター系のミニバス。それもぎゅうぎゅう荷物といっしょに詰めこまれ系。

 

国境では、空気を吸うように割り込みをしてくるベトナム人との格闘があって、漸くラオスに入ったと思ったら、脳みそを揺さぶり三半規管をキリキリさせるカーブと下りの連続。こちらがなんとかなっているのに、過激なバスの揺さぶりに耐えられず、ゲーゲー吐き始める中国からの民工家族。

 

 

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休憩で立ち寄った名も知らぬ町で食べた麺がなんとか食えるレベルだったことと、中国の影響を否が応でも感じさせるアレコレをたくさん見ることができ、東南アジア山岳エリアの現在と現実を垣間見れたのは収穫だった。。。と

 

信じたい。


ハノイ / Hanoi 上海から自転車できた友人と再会!

 

ハノイ / Hanoi

 

上海から1ヶ月かけて自転車でハノイにやってきた友人と、晩御飯!

 

実質1日の滞在だったけれど、彼に会えたり、嫁と面白いカフェやら市場などをさまよったり、寒い季節のフォーも堪能したしで楽しかった。

 

 

 

 

チャリダーの友人に話を戻すと、彼は、3年半位かけて、南北アメリカ縦断を果たし、ウスワイアに彼がたどり着いた日にお会いしてから、刺激を頂いていて、それが7年前。

 

雌伏の7年間を経て、再出発。今回はユーラシア横断&アフリカ縦断の旅。3年か4年かけるそうだけれど、またどこかで会えるでしょう!


サパ / Sapa

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サパ / Sapa

 

ハノイを朝方出発し、昼過ぎにたどり着いたサパは、霧の中というより雲の中。ハノイだって朝晩は冷え込む季節に、1,600mも標高をあげればそりゃ寒い。体感気温は東京のそれ。町ゆく人は長袖を通り過ぎてダウンジャケットを身にまとい。フードもフルパワーで被っている。ボーリングのピンみたいだね。

 

今回の目的は、トレッキングと、高速が通って急激に観光客が増えた町の様子を探るっていう裏ミッションがあったのだけど、ミッション云々以前に、まず、観光客の数に圧倒されてしまう。はっきり言って騒がしく、中心部では渋滞が起きているくらい。オフシーズンのはずなのに。

 

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グループで来ている感じのベトナム人旅行客が多いので、何人かに聞いてみると。社員旅行といった意味の答えが返ってくる。ベトナムでは仕事を選ぶ際に社員旅行を想定した上で「福利厚生」なんかを重視するってのは聞いていたけど、あっちもこっちもそっちもどっちも、同僚と自撮り棒でぱちゃぱちゃやるベトナム人で霧の町は賑やかだった。

 

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旅行代理店を値段やらをチェックしてハシゴするのが面倒なので、ツーリストインフォに出向くと、英語とフランス語を器用に操る男性がおり、説明もパリッとしているのと、予算も想定なので即断する。トレッキングの話を伺いがてら、サパの観光事情を聞くと、今の所、ベトナムの国内旅行客が一番で、その次に中国人。その次がフランス人と続くそうで、ハノイからの高速道路が近くまで通った影響が大きいとのこと。ホテルが満室になって、観光客を捌ききれない日もあるそうだ。

 

ったく信じられない。

 

もしかしたら雪が降ることはあるかもしれないけど、スキー場なんかは当然ない。有名な棚田も、ベトナムなのに一期作しか許さない気候ゆえに、2月の今の季節は草ぼうぼうだ。シーズン的にはこのエリアの避暑としての魅力なんかが一番失われる冬。うんちゃらViewホテルなんて名前を冠したホテルが軒を連ねている割に、1日のうち半分は視界が100m以下になるような場所なのに旅行者が絶えない。

 

観光客を捌ききれない日もあるそうだって?すごいね。いやぁ、勢いあるねサパ。

 

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町は、コロニアルな建物が一部残っている?し、ヨーロッパの山あいの町を多少は意識したような感じもするけれど、看板だらけで雑然とし、霞んでしまっている雰囲気を一言で言えば、中国の田舎といったところ。食堂もマッサージ屋の値段表記も、越中英の三ヶ国表記をするもんだからか、ワチャワチャしている。

 

そんな中に洗練されたカフェやらホテルが現れるのは、新興国の観光地ならではかなぁ、なんて思い、せっかくだから洋風で行こうかとなり、晩飯はピザにした。

 

さて、トレッキング。

 

17ドルの日帰りのツアーを予約し、指定の時間に宿で待っていると、小柄なモン族の女性リーダーとその仲間のおばさん達、そして彼女らに囲まれたツアー客が現れる。11人の参加者に、11人のサポート?が付いてツアーリーダ。総勢23名。「ツーリスティックだよ」とインフォメーションで予め伝えられていたけれど、どうやら彼女たちと一緒に歩いて、最後は民芸品やらを買わなきゃいけないんだろうなぁ。なんて思いながら出発する。

 

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ツアー自体は誠にシンプルで、ひたすらサパの谷あいを歩いていくというもので、ビューポイントで時折足を止める程度の5分休憩がある以外は、ひたすら歩くだけ。

 

時折、藍染の原料の「藍」を栽培している場所で足を止めたり、豚を飼っている小屋を指差して、「豚」と言うくらい。でも、ツアーリーダーのおばちゃんに「モン族の女性はこうやって頑張って働いてるけど、男の人たちは見ないね。男は何をしてるの?」なんて聞くと、「男は英語が苦手なんだよね、だから家の料理やタクシードライバーみたいなことしてお金稼いでるよ。」なんて答えてくれる。

 

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過剰にあれこれ説明しようという気はないけれど、いざとなるとしっかり説明してくれるガイドさん。なるほど、これでいいんだろうね。参加者は、前日の雨もあってぬかるんだ道を歩くことで精一杯だし、住み慣れた土地や、歩き慣れた山との景色の違いや、植生、人々の暮らしをチラ見できることで満足できる。そこで感じた疑問に答えてあげるだけでいいんだな。と感心する。

 

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歩いた箇所で優劣をつけるとしたら、自分自身の身びいきを差し引いても、ぬかるんだあぜ道や、集落の軒先を抜けるような未舗装な未整備路、言い換えれば人間や家畜しか通れないような道を、モン族のおばちゃんのサポートを受けながら歩くことが楽しく、景色はよくとも車が通れるような道は、アドベンチャー感に薄く、疲労度が増すだけだった。

 

 

トレッキングルートの3/4くらいの地点に他のグループなども含めて、昼食をとる施設があり、そこでサポート?のモン族の女性たちとはお別れ。予想通り、1 on 1でついていただいた方から、何かを買わないわけにはいかない空気も醸造されており、相場より少し気持ちを込めた金額で民芸品を購入してお別れ。

 

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そのあとの1/4は、整理体操のような歩き。モン族の集落を抜ける歩きなのだけれど、通りに面した家々の多くが土産物屋になっていて、歩き自体にあんまり魅力はないのだけれど、食事で打ち解けたツアーメイトと軽口を叩きながら歩いたりできて悪くない。

旅行用語で風土接触量という言葉があるけれど、歩いて移動することと、コミュニケーションの量はやはり時間を濃密にして、風土接触量を増やすな。この記事はラオスからカンボジアに飛ぶ飛行機の中で書いているのだけど、目をつぶっても5日前の歩いた景色が像を結ぶ。再生可能だ。

 

 

インスピレーションいただいた部分は盗用させていただき、考えているプランを練り直そう。トレッキングがそういうものだとわかって、木曽にくる旅行者に余計なオプションやサポートをしない旅行商品を造成したいぜ。。と感じながらサパを後にしました。

あ、サパからは28時間かけて一気にラオスのルアンパバーンに向かったのだけど、長距離バスの過酷なネット情報に慄いて、決断できないでいる自分に、

 

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「明日のツアー(今回のトレッキング)の様子をみて、ルアンパバーン行きのバスのチケットを買うかどうか決めてくれればいいよ。これが電話番号。ツアーガイドの人にこの電話番号を伝えてくれれば、いつでも僕がバスを手配する」

と、ツーリストインフォの男性が的確な提案をしてくれたのも書いておかないと。

 

結局その日のうちに自分からバスに乗ることを伝えたけれど、バスの遅れを逐一電話で連絡してくれるし、バスに乗り込むまでバスを待ってくれたりと、自分が来た旅人にここまで出来るかというくらいのサポートをしてくれて、一切チップの類は求めなかった。

たいした金額じゃないけど、

 

「これで、サパのコーヒーでも飲んでくださいよ。ありがとう」

 

と気持ち良くチップを渡し、気持ち良く受け取ってくれました。国境のパスポートコントロールで、ベトナム人の激烈な割り込みに辟易するんだけど、そんなことがあっても、やっぱりベトナム人は個の能力に優れていて、学ぶべきところ多いな、と感心しながらサパを後にしました。


スンキ × ラオス料理

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スンキ × ラオス料理

 

スンキの販売サイトはこちら

 

サパから27時間の移動を経て、ラオスの古都、ルアンパバーンに到着した。

 

お寺巡りの前に、スンキである。ソフィスティケートされた観光地になって、フランスパンやらが異常に美味しいのだけれど、スンキである。

 

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クア・ミー

 

まずは、少し年上の女性をナンパし、天秤で運んでいた「クア・ミー/ミー・クア」をバナナの葉っぱに包んでもらって持ち帰り。

絞らずにスンキを注入。

 

あ、うまい。うまいだけでなくスンキ合うな。

 

10年前と比べると大体、食べ物の売価が倍かそれ以上になっているラオスにおいて、クア・ミーは、今でも路上販売で(3000〜5000K/約45円から75円)で頑張ってくれるありがたい存在。輪ゴムみたいなルックスをしているけれど、いける。

 

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庶民のお腹を満たす料理といったポジションで、味も特徴も値段相応。日本の袋売りの焼きそばや、台湾の冷麺なんかに立ち位置は似ているかな。

 

麺同士がくっつかない程度に炒められている脂っこさがスンキに合うぜ。ラオス料理とスンキ。一回の表にクリーンヒット。

 

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カオ・ピヤック・セン

 

この麺、袋入りで売られているようで、屋台のおばちゃんがバビッと手づかみで袋から取り出し、少しほぐして湯がくのだけど、湯がくお湯がそのまま丼に入れられる。袋売りの時点で打ち粉がたっぷり付いているので、せっかくのスープにとろみがついちゃう。

 

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そのとろみがついたスープに野菜をたくさん乗っけるもんだから、スープはぬるめでぬるぬる。二つの意味でぬるくて、何度も食べたいと思えないんだよな。。。ということで、スンキ入れ、そこそこ楽しめたけれど、調理法なんかをきっちりオーダーできるようになってからだな。。と痛感。次いこ、次。

 

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カオ・ソーイ

 

こちらは絞ったスンキを注入していただく。ベトナムのフォーを上回る衝撃はなかったけれど、スープに合いまスンキ!でした。

 

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ラープ・ムー

 

ラオス料理の代表格らしいけれど、レストランとかで食べると日本円で700円とか800円くらいすることもある。

 

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肉や魚にレモングラス、香草/パクチー、ミントの葉っぱなんかを混ぜるんだけど、スンキとの相性はイマイチ。自己主張が強い素材との相性がスンキはあまり良くない感じがするな。

 

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タム・マークフン

 

パパイヤサラダ。ベトナムなんかでもよく出てくるけど。青パパイヤを千切りして、トマトやきゅうりなんかを突っ込んで、ナムパー(魚醤/ナンプラーに似てるね、さすがラオス語)や、パーデーク(魚味噌)で味付けしたものらしいが。

 

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うまい

 

きた、合うアウアウアウアウ。なんていうんだろ。違和感なく溶け込んでうまくなってる。ようは馴染む。もともとスンキ自体がラオスにあったんじゃないの?っていうくらい合う。

 

いやぁ、素材そのものが香り立っている食材や味付けより、発酵させた、匂いや香りが強い料理にスンキの相性がいいのは面白いなぁ。日本のしょっつるを使う料理なんかにもスンキは合うかもしれないぞ。発酵食品に発酵食品が合うという仮説は、定説にならずとも、試してみる価値はあるな。と思う。

 

ということで、木曽同様、山国であるラオスでのスンキの友達作りプロジェクトは、パパイヤサラダのタム・マークフンと、輪ゴムそば、クア・ミーという仲良しさんを見つけて終了。次はカンボジアだ。

 


スンキ × フィリピン料理

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スンキ × フィリピン料理

 

スンキの販売サイトはこちら

 

フィリピン料理というと、鶏肉やティラピアの「唐揚げ」が山積みされた茶色い店表な食堂っていうイメージが毎度のこと抜けない。要は偏見なのだけど、脂っこくって、思い出しただけで鼻の頭がツルンツルンしそうなのがフィリピン料理の印象だ。

 

実際、普通に歩いていたら、揚げ物系料理は町の食堂でもチェーン店系を席巻しているし、進出している日本料理で一番初めに見かけたのも「てんや」で、SIMカードを買いにでかけた電話やの隣のコンビニのレジ脇も、揚げ物と肉まん(シャオパオ)がずらり。

 

情感豊かで直球勝負(時々変化球)な人々がこの島国で生きていくには、カロリーが必要なのかもしれない。

 

が、

 

そんなことにはめげず、スンキの調査をしなくてはいけない!

 

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豆花を発見。フィリピンではなんと呼ぶのか聞くのを忘れた。

 

スンキは天然の冷凍庫と化す木曽の食べ物。その冷凍庫がスンキ菌以外の菌の増殖を抑え、保存食たらしめているんだけど、高温多湿な上マニラは、見るからに元気いっぱいな細菌が飛んでいそうなモッつぁりとした空気。天然の冷蔵庫とあっという間にスンキ菌以外の菌が増殖して腐ってしまう前に調査をしなければ。

 

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英語が通用するので、「Japanese non-salted pickles」なんて言ってみるが、動画の撮影/インタビュー/スンキを見せる。あわよくば食べてもらうっていうのを、大にぎわいの時間帯で進めるのは至難の技。

 

結局、船員が集まる公園の中にあるぶっかけ飯屋で、親切な店のおかみさんに協力してもらたものの、すぐにスンキににた食材を思い出してもらうこともできなかったし、この料理に合う食事ってイメージできる?っていう問いにも、頭をひねるような回答が帰ってきた。

 

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スンキの相性なんかをまだ理解していないうちのフィリピン直撃調査はこうして撃沈。

 

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Pizza Sunkina Manilana

 

余ってしまったスンキは、ピザ屋でマルゲリータを頼んで、一気乗せ。濃口なフィリピン人の思考に、ヘルシーな無塩さっぱりのスンキがいつか触れ合う日が来るよう、スンキな旅を続けよう。


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