MU 760 PNH-PVG
思いの外町から空港への道が混雑し、重量オーバーの荷物を分散したりしていたら、最後のチェックインの乗客になってしまった。NHやKEの深夜便が次々と飛び立つ時間帯のようだけれど、ワイは上海に行くんやみたいな面で乗り込む。
最後のチェックインが功を奏したか、後方から二列目の座席は三席に誰もおらず、ウトウトだったけれど横になる。
「称是中国人嗎?」
と聞かれ、入国カードを渡されたので
「不是、我是日本人、我不要」
と飛んでる最中にぼんやり答えたからか、飛行機の降りぎわに、乗務員さんに「日本のどこの方?」みたいなことを話しかけられる。
「ウォーし、トンチンレン、こしぃ、シンツアイオーザイ、ガオしゃん。ニーしいなーリーレン?」
彼女は福建省のアモイの近くの出身のようで、妻の母の出身は福州だよーなんて話す。
日本は4回くらいきている上に、高山にきたことがあるようなので、
ほんとかー、高山でカフェやってて奥さん台湾人だよー!なんて返しているうちに、中国語と英語がぐっちゃぐちゃになっていたけれど、プノンペンから上海に降り立つようなタイミングで、高山のことなんかを話すことができるのは嬉しいもんです。
こういった気持ちになってもらえるような会話ができる店と、カフェ店員を目指すぞー!
中国語はすでになまくらなのだけれど、高山で道案内ができるくらいな中国語レベルを取り戻すぞー!
普段とは違うシチュエーションになる旅ってのは、内発性を刺激しして、いいもんですね。