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D7 370 TPE-NGO

 

D7 370 TPE-NGO

 

手荷物を家族3人で40KG購入していたが、7キロオーバー。

 

3500NTDの課金をされて、げんなり。時間があるから急がないものは日本へ船便で空港郵便局から送ってしまえば、重さに収まる上、自分自身の荷物も身軽になってよかったのだろうけど、乳飲み子を抱えると、チェックインカウンターを行ったり来たりして、スーツケースの中身を軽くする努力をしようなんて思わなくなるんですね。素直に払いました。

 

小さな旅の小さな小細工で、格安航空会社の手荷物制限を何度も突破してきたツケがきたのね。と割り切ろう。。とするが、かなりモヤモヤした。

 

モヤモヤの原因を辿ると、チェックインカウンターの、きっちりプロ対応なエアアジアの地上職にあるように感じた。美しくて優秀な皆さなんだけど、揃いのスタジャン着ちゃったりしてて、正規の手続きを踏んだ課金なのだけれど、テニスサークルにカツアゲされてるような気持ちになるんだよね。名誉のために言っておくと。正しいのは、アジアの旅行需要を旺盛にし、LCCを浸透させた彼ら彼女らで、それについていけていないおっさんの私なんだけどね。

 

ま、気を取り直して搭乗。。

 

あの1万円があれば、弓矢を修復したり、あの本を買ったり、一日仕事をサボれたり。。なんて考える。ああ駄目だ駄目だ。。。なーんて思ってたら、きっちりした日本語で、ベビー用安全ベルトの締め方を教えてくれた。綺麗なお姉さんが、パシパシ仕事をこなしてくれて、リーズナブルに飛べるんだからやっぱりありがたいよね。


B7 8722 TTT-TSA

 

 

B7 8722 TTT-TSA

 

鉄道でのんびり台北から台東を目指すと、それなりの時間がかかってしまうけれど、飛行機であれば一時間弱。台湾の国内線は日本のそれにましてゆるいために、バス感覚かもしれない。

 

 

 

 

台湾の国内線の良いところは僻地、もしくはのんびりした土地から一気に台北のど真ん中に到着すること。大島八丈航路なんかでも感じられるギャップが味わえる。

 

空港のない高山では味わえないこの感覚。そろそろ近づいてきた帰国、そこからやろうとすることなどを振り返っていると、雲の下になり。もう、新光三越が見えるような着陸間際だった。

 


台東 / Taitung

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台東 / Taitung

 

久しぶりに台東までやってきた。元宵節の寒單爺の残り香を嗅ぎたかったけれど、二日目の夜は妻が楽しみにしていた夜市すらお休みになったくらい。旧正月でお客さんを迎い入れすぎて一休みしているようなタイミングだったかもしれない。

 

台南や嘉義は街中のカフェ巡りで終わってしまったので、自然を満喫しようとしたけれど、娘と家族でのんびりできるところは、ありそうでない。あってもアクセスが大変そうだ。今考えると少し離れた郊外の田園の民宿にすればよかったなぁなんて思いながら一泊目を過ごす。

 

見晴らしの良いホテルのカーテンを上げると、低い雲が台東を覆うよう。

 

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少し旅の疲れが溜まって、あまりかっちり予定を決めないでいる日というのは、往々にしてグダグダになり、消化不良に終わることが多いのだけど。。。

 

なんと、今回は大逆転。

 

富岡港を見物した後、汀/波打ち際を楽しめる場所を探しながら北上しようかぁ、などとノープランで、適当キマワリない愛すべくレンタカー屋で借りた日産車を走らせていると、右手に弓矢/アーチェリーと思しきターゲット。慌ててスピードを落として車を止めると、

 

「ちょっとできるか聞いてくるね!」

 

と理解のある妻。

 

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そして、少し時間をおいてOKーマークを指で作って戻ってくる。OK。近所の方の弓を見物したり、おじさんやおばさん同士の非中国語をBGMにしながら、右手が痛くなるまで存分に射たせてもらう。楽しい。

 

そして、さらに北に車を走らせると「阿美族民俗中心」「都歴遊客中心」という看板を見つける。

 

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ここも素晴らしかった。適当に写真でも撮れればいいか程度でお邪魔したが、ほんの少し道を逸れただけで、迫り上がる台湾東部ならではの山の懐に入り、振り返ると大海原な公園。田舎の海辺ではおなじみの、潰れた民宿や朽ちかけた建物なんてものをドライブ中に見てきたこともあって、未整備なアラもなく、芝生もきれいに刈られており、気持ちよかった。阿美族、海と山の民なのね、と勝手に解釈する。

 

阿美族の文化センターで弓を楽しみ、音楽パフォーマンスもホスト役の青年のパフォーマンスの進行も堂々として素晴らしかった。ほんの少し、閉館中の白老のアイヌ村のことを思いを馳せた。


台南-岡山-新左營-台東

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台南-岡山-新左營-台東

 

台南で新左營-台東の間の切符を買っておいて正解。新左營始発の列車は週末だからか、高雄駅から通路に人が溢れ、車内販売もままならぬような混雑になり、子供づれで立ち席だったと考えるとゾッとしたのでした。台湾の鉄道は諸物価に比べるとまだまだ割安なので、切符の購入だけは早めにし、楽しい台湾旅にしてください。

 

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北回帰線の南、熱帯の車窓からは田んぼよりさとうきび畑なんかが目立つようになり、地下化が進んだ高雄を過ぎ、屏東を走っている間は、くだもの畑が目立った。

 

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海が見えてきたと思ったら、列車が坂を登り始め程なく山に入る。ウトウトして気がついたら東海岸を走っているようで、あたりが暗いのは、トンネルでなくとっくに日がくれたからだった。列車に乗り遅れそうになったり、混雑がひどかったり、新左營で買った便當があんまり美味しくなかったりしたけれど、無事家族3人で台東に到着。 駅舎と駅周辺がまた少し変わったなぁ。


岡山 / Gangshan

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岡山 / Gangshan

 

岡山に立ち寄ったのは、岡山寿天宮に保存されている旧岡山神社時代の神輿を見学に行くためだったのだが、目的はきっちり果たしたし、素敵なカフェを見つけて美味しいコーヒーも楽しめたしで言うことなし。

 

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突然、

 

生きている証しでしゅ。

 

みたいな顔をしていい音を下腹部でさせた娘を抱え、町の中をウロウロしたのもいい思い出になるでしょう。

 

台湾歩き旅の時にも通りかかった景色が蘇ったり、台湾語の使用率が明らかに高くなる通りの喧騒を楽しんだり、

 

「南の人との北の人の違い?うーん、南の人は寒がりだね(笑)、台湾人全体的に寒がりで、日本人からすればおんなじかもしれないけど」

 

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なんて会話を妻と話しながら、のんびり駅に向かいました。


台南 / Tainan

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台南 / Tainan

 

宿も季節も素晴らしく、八寶豆花に牛肉湯、猪心湯、南部粽をパックンチョ!それだけでも言うことなしなのですが、妻のカフェノートの旅をサポート兼愛娘独り占めし、娘の大中小のお漏らしへの対応も(珍しく)バッチリ。長い出張や戻っても木偶の坊な父ちゃん役を頑張って果たしております。

 

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旧正月、いや西暦の正月からの不摂生続きで、意外と凸凹している台南の町歩きで消耗するものの、訪れるカフェのオーナーやスタッフと話ができ、文字通り朝から晩までカフェをはしごした台南でした。

 

台湾は、カフェ文化と呼んでもいいほどコーヒーとその周辺が様々な階層で楽しまれ、コーヒー自体もピンキリ松竹梅な混沌とした世界ですが。

 

いわゆるチェーン店ではない、オーナーの存在が感じられるような各カフェが、それぞれ嗜好を凝らし、想いを込めてコーヒに向かい合っており、今のこの時間も、フィルターや、サイフォンや、アエロプレスやピッカピカのエスプレッソマシーンで、コーヒーが淹れられています。

 

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「台湾人は往々にして適当で、アバウトなんだけれど、コーヒーに関しては真剣」

 

と言ったのは、嘉義のコーヒーショップのオーナーだったけど、その通り。そこそこ上手くて、椅子とテーブルがあればOKみたいな朝飯屋、美味しいは美味しいけど、食器は店の脇で雑に洗い、地面につかなければOKみたいな食堂なんてのが台湾でのお馴染みなのに、カフェとカフェ廻りはまあ本気で抜かりない。

 

細かいアラを探せば、「抜かり」だらけの店舗デザインな台湾の飲食店とは一線を画し、唸るようなかっこよさを感じさせるし、コーヒー一杯一杯との向かい合い方も、自分がカフェ店員やっているなんて言えなくなるような気合の入れようだし、お金をかけている。

値段も決して安くないコーヒーを、若い世代の台湾人が楽しんでいて、本を読んだり馴染み同士ならではの会話をしてる。

 

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うーん。。

 

1、暑い時間が多く活動的になれないお国柄。


2、元々の喫茶文化


3、飲酒量が少ないだけ、コーヒーにお金がまわる。

 

 

なんてことが理由かなぁ、なんて娘をあやしながら考える。ほんの5年前は、「台北で美味しいコーヒー屋さんを教えて!」と尋ねて行った先は、喫茶店風の店でランニング姿のオヤジがサイフォンで淹れてくれる。。コーヒ屋さんだったのになぁ。

 

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私自身は、中国語でこういった深い話をオーナーやスタッフと話すことはできず、多くは嫁の通訳に頼っていますが、私たち自身がカフェオーナー夫婦ということで、短い滞在時間にも関わらず、深い話や核心(コーヒーについてね。)に至る事が出来るのが素晴らしい。こういった交流をすればするほど後戻りできない感じもあるのだけれど、見知らぬ土地を楽しむ、見知った土地を深く知る旅の醍醐味を取り戻したような気持ちにもなっている。さぁ、明日は少し長い距離を移動するので心してかかるぞ。

 

 

 


嘉義 / Chiayi

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嘉義 / Chiayi

 

嘉義で待ち合わせをし、家族旅行の始まり始まり。

 

今回は、初めての旅行のような妻のカフェノートの旅が最優先。

 

曲がりなりにもカフェのオーナーになった私たち夫婦が、他のお店のデッサン/平面レイアウトなどを描きながら、それぞれのカフェがどのように思いを込めてカフェを作ったのかを想像し、そしてそして、コーヒーを楽しむなんてのは、数年前では想像できなかったなぁ。

 

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どの店も、私たちより確実に気合が入っており、コーヒーを淹れるテクニックやコーヒー豆への思いなんかは、遠く及ばないのですが、それもまた良し。カフェを巡っていても、それじゃあ次はあそこに行ったら気にいるよ。なんてことを続けながら楽しんでいます。競争はもちろんあるのだけれど、それだけじゃない業界ってのはいいねぇ。

 

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うちはうちであれで良いのだと、再確認しながらカフェノートを綴る日々で、私が担当するのはボンクラ主夫。娘をあやしたり、カフェのトイレが手狭だったりするときに近くの公共施設に出かけてオムツを替えたりする大事な役割を担っております。

 

授業をサボって買い食いする高校生のように、オムツ替えで、カフェを抜け出し、寄り道がてら嘉義名物をつつきながらぶらぶらとカフェに戻ると、オーナーやスタッフに妻が声をかけ、話しが弾んでいたりする。。最高です。

 


清水-彰化-嘉義-台南

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清水-彰化-嘉義-台南

 

プラットフォームに入ってきた區間車は、毎度おなじみの形。台湾の西岸を南北に走る鉄道が海側山側に分れる路線の海線の清水駅から南に向かう。車窓からはサトウキビ畑、水田、何かの工場がかわるがわる流れてゆき、これまた台湾でおなじみの景色。時々大きな川を渡るところなんかは、静岡県を走っているような気分にもなる。

 

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彰化の駅にスピードを落とした列車が滑り込む感じがいつもの通り昭和で、消化で乗り換えてたどり着いた嘉義も殊の外昭和だった。

 

子供の頃、沼津や三島に鉄道が到着するようなあの感じ。あの感じがするんだよなぁ。21世紀になってもうかなり時間が経ったはずなのだけれど、駅の周辺には商魂たくましいタクシーやレンタカーの客引きがいて、薄暗くも天井の高い駅舎は現役、ボンヤリとしたおっさんから、出発を急ぐ若者まで色々だ。

 

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翌日、市内柵の前に嘉義駅で荷物を預けると、チッキが健在。トウモロコシの袋と子ウサギを入れた網に荷札がついていた。

 

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嘉義から台南までの區間車旅は、娘と一緒によだれ垂らして寝落ちしたり、乗り降りする学生達の青春の匂いをクンクン嗅いでいるうちに到着。台南駅は修復中だった。


UO 182 HKG-RMQ

 

UO 182 HKG-RMQ

 

 

 

長めのA321は乗客で満載。

 

 

 

座席が後ろの方だったので覚悟していたが、台中空港の小さな入国審査場は、大混雑。足りない入管の職員と審査カウンター、誰も立ち寄らない免税店とその売り子さんが対照的だった。

 

 

 

台中空港は、空港の敷地と台中市街、空港ターミナルの位置がおかしなことになっており、台中市内へのアクセスが殊の外悪い。ゆっくり構えていればいいのだけれど、空港インフォメーションで色々話していると清水駅から彰化経由で嘉義を目指したほうがいいかもね。なんて言われる。

 

 

 

 

 

おばちゃん運転手のタクシーに清水まで飛ばしてもらう。

 

 

 

空港のインフォメーションで下手な中国語を使ってコミュニケーションし、やりきった感はあるのだが、得られた情報が微妙だったため、慌ててタクシーを使うまでもない時間を持て余したりする。新しい空港に新しい駅、また少し世界が広がったことし、よしとしよう。


NH 821 HND-HKG

 

NH 821 HND-HKG

 

疲れすぎて注意力散漫になっていたのだろう、大事なものをモノレールに忘れてしまった。

 

元都民とはいえ、今では東京都と同じような面積にも関わらず、人口8万人の地方都市で暮らしていることもあり、失くした場所はわかっているとはいえ、まあ見つかるとは思えない。でも、やっぱり大事なものだからダメもとで、忘れ物センターに連絡しよう。。。

 

「あ、もしもし、東京モノレールの忘れ物センターですか、はい、えっと4時ごろ国際線駅から乗って、これこれこういったものを紛失したのですが。。。。。。っとある?あるの?」

 

という感じで、見つかる。

 

4時過ぎの到着で、深夜発の乗り換えの間に、大井町のヤマダ電器に出向き、ここ2年くらい、ほぼ使っていないのに契約しっぱなしだったWifiルータの解約なんかもしちゃう。

 

 

モノレールの忘れ物のけんは、マッチポンプなやり取りだけれど、ルーターの解約がサクッと完了したのは精神的に大きい。

 

搭乗客でごった返すNHのラウンジで、大声で喋るおっさんがいたけれど、今日はいいことあったじゃないかと思い返し、静かな場所に席を映した。

 

 

香港フライトのエコノミー席はほぼ満席。香港で乗り継ぎしてすぐに向かう台湾を横切りながら5時前にほぼ定刻で到着した。

 

隣のお客さんの荷物を下ろしてから、少し席に戻って休む。入国は面倒なので、ケータイ経由でチェックイン、出てきたボーディングパスで無事乗り継ぎセキュリティーをパスすることができた。


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