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HO 1607 PVG-HEL

HO 1607 PVG-HEL

 


高山から関空まで割引バスでも5600円も取られたのに、大阪からヘルシンキまで3万円台で運んでくれるのなら文句の言いようもない。深夜便で混雑を恐れていたが、直前に買ったチケットの割に機内は空席が目立ち、晴れて横になり、ユーラシア横断の半分くらいは睡眠できたと思う。

 

 

今回は、冬の研修の事前視察の弾丸ヘルシンキなのだけど、ヘルシンキ開催は、我らがスパイスアップジャパンとしては新規。フエルシンキ。視察と同時に、MAAS先進国を肌で感じてみたいというのが裏テーマ。早朝便なので、いろいろヴァンター空港で済ませてから町に向かおう。。。なんて思って、

 


iOSのアップデートをしたら見事に愛機iPhoneがリンゴマークループに陥り、完全不能絶望状態。死ぬこと以外はかすり傷だけど、やっぱ辛いぜ。


HO 1336 KIX-PVG

HO 1336 KIX-PVG

 

 

一度乗ったことがあるような気がするが、本気の長距離路線は初めて。

 

 

スターアライアンスと緩やかな関係を結んでいることが仇になって、チェックインが大変そうだったけれど、丁寧に扱ってくれ、飛行機の中で本を開いていると、通りがかった乗務員がサササとモニターを動かし、読書灯をつけたりしてくれた。大量の日本土産を手にした乗客の列を見たときに驚いたが、新鋭のB787ということもあってか、離陸後は昔は気になった大陸っぷりは気にならなかった。


冬支度

 

冬支度

 

 

店が休みの昨日は家事洗濯、近場の滝巡り。今日はたまったゴミを焼却場に持ち込んで、帰りに農協で籾を精米し、家に戻ってから子供を床で遊ばせながら航空券買ったり、ホテル予約したり現地コーディネーターの方と打ち合わせしたりしています。

 

 

生き残るシリーズを続けたいのですが、来月から大忙しになりそうなので、航空券やホテルの準備をしています。

 

 

この冬は、ホーチミン、バンガロール、ジャカルタ、バンコク、マニラ、ヘルシンキでファシリテーターを務めることとなり、事前視察を兼ね、明日からバビッと久しぶりにヨーロッパ、ヘルシンキに向かいます。

 


生え抜きとの別れ

生え抜きとの別れ

 

生え抜きのあべくんが、諸処の理由で高山から生まれ故郷の福岡に戻る事になった。

 

去年の今頃、冬が迫っていた時に、ケツを蹴飛ばすようにして、揺さぶっていた時代が懐かしい。せっかくの熟練になって、どんどん給料も上げられ始め、2軒目、3軒目。。という時に、やはり人がさってしまう。まあ、家庭の事情なので引き留めようがないのだが。半弓道場の道場主を務めながら、働いてくれる人を熟練労働者にさせているが、はじめの一歩はあれでも、外国人や酔っ払いが大挙押し寄せても、動じず、堂々と道場をワンオペで仕切ったことを、故郷でも生かして欲しい。

 

. こんばんは! 半弓道場店員のアベです! . すっかり日暮れが早くなってきましたが、 道場は本日も元気に営業しております! ... 私事ではありますが、昨年の代替わりより、 1年以上店員としてお世話になってきた半弓道場を、 この度退職することとなりました。 . ご来店頂いた皆様とは、弓射ちやお話しを通じ、 他では味わうことのできない楽しい時間を過ごさせて頂きました! ありがとうございました! . . 退職にあたり、道場長より「10月30日、31日の売り上げはご祝儀として全部もってけぇぃ!」と有難いお言葉をいただきました! . 30.31にもぜひぜひお越し頂きたいですが、 本日も張り替えたての的と共に元気に営業しておりますので、 遊びにおいでくださいませ! . 今後とも半弓道場をよろしくお願い致します!! . #半弓 #hankyudojo #飛騨高山 #japanesearchery #takayama

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生き残れ 008

 

 

生き残れ 008


コンフォートゾーン、居心地のいいところにいてはダメなんです。そこには学びがありませんから。

 

という、コメントを受けて思うところを書いていきます。

 

私が、半弓道場をうまく引き継ぐことができたのは、よそ者でよそ者なりの視点があったからこそ、半弓道場の貴重さに気がつき、スムーズな継承とその後の運営につなげられたと思います。手前味噌な話をするのは嫌なのですが。。その運営がうまくいったことを受け、まち、産官共同の機関、近所のおじさんからインタビューや質問、ヒアリングを受けます。

 

 

が、それを聞いたところで、なんとかしようという気持ちが聞く側の方々に足りないような気がします。

 

まだまだみなさん内向き。失うものが多すぎるんです。

 

 

城壁や城内をコネコネと整備するのも大事ですが、やっぱり時にはお城を出て城の外で戦わないと、切り開けないんじゃないかな。。美味しい果実は得られないのではないかと感じます。

 

 

黙っていれば、作物が実るような時代が終わり、新しい作物を試し食いしたり、遠くへ出かけなくてはいけません。

 

 

事業継承といったことを真剣に考えるのも重要ですが、やはり、世に新しい価値をもたらさなければ、次の時代で生きていくことは難しい。。。地元をなんとかしようという地元愛、コンフォートゾーンを維持しようとする取り組みこそが、地元でのチャンスをつかめなかったり、無自覚にチャンスの芽を潰してるんだよ。未来を閉ざしてるんだよ。。。ということに自覚的でありたいと思うのでした。

 

 

振り返って、高山にいる自分。。。うーん、これが心地よいんです。。。意外と。。

 

気持ちを切り替えて、今いる場所を踊り場と思い、もうひとチャレンジふたチャレンジしていかねば。。

 


生き残れ 007

 

生き残れ 007

 


今年になって生き残れ!度が高くなってきたのは、インドネシアのジャカルタでファシリテーターをし、彼の国の実情と歴史を振り返ってから台湾に向かい、そこで2.28事件とそれ以降の台湾が歩んだ道をゆっくりと考える時間があったからで、日本に戻って度が過ぎた嫌韓に触れるにつけ、それが韓国起因だろうがなかろうが、インドネシアみたいな事が、日本で起こり得ると感じたからです。

 

 

検証、和解、精算

 


私は家族の一員の誰かしらがどこにいても外国人という国際結婚家族なので、直接的なプレッシャーではないものの、特定の国に対してメディアが加担するようにして敵愾心を煽るような状況が薄気味悪いと感じ、警戒します。

 


まだまだ中国大陸と台湾と香港の区別がついていないような人が多いのが現実ですし、近隣アジア諸国の理解が今後深まっていく以上に、排外的な姿勢で外国人に向かいあう人が多くなってゆくのではないかという危惧を、オーバーツーリズム/格差の問題に直面する観光地に住み働きながら感じるのです。

 


モヤモヤとした感覚と迷いを切り抜けた鍵は、「真のプロフェッショナルはアウェーで戦う」という旅の先達の重い言葉。

 


不安も充実感や達成感も、それがどこから始まるかがわからなかったのだけれど、この言葉をじっくり噛み締めると、全てがマインドセットされるような気分になり、力と勇気、不安や楽しさがどこから来るのかがわかったような気がしています。

 

 


昨日は、スロバキア人のお客さんとカウンター越しに旅話をし、半弓のスタッフも大挙押し寄せた外国人グループに物怖じせず接客してくれている。

 

そのお客さんは、静岡から12年前に移住し、自分の作った野菜を料理しお出しする移住者の大先輩がご紹介してくれたお客さん。その人は高山の超人と僕は思っているのですが、彼は「生き残る」だけでなく、生き残って次の世代に大事なことを伝えてゆくような、超人であり巨人。

 

 

その巨人/超人、旅の先達の背中を追いかけながら、フルパワーで生き残っていこうと思います。

 

 

 


生き残れ 006

 

 

生き残れ 006

 


「生き残れ」ということをいきなり書き始めたのは、生き残ることができない人がドッと増える時代がもうそこに来るという実感があるから。店のお客さんや、近所のホテルの従業員の方がわかりやすく使い潰されて、職場復帰できないようなダメージを体に負ったうえ、解雇されたりするのを何人も見て身の回りで現実に起こり、それをカバーする自助、共助、公助がボロボロであるのを感じ、その薄さが旅をしてきた諸外国と比べて弱いと感じ、上っ面な空気感では、ともに助け合う。。なんてのが充満しており。。。このような状態を招いてでも生かしているシステムや回している世の中に疑問を持つし、もうその寿命も尽きるだろうと感じるから。

 


その寿命が尽きた時のことは、別の機会に書くとして。。。

 


「偶々/たまたま」を引き寄せるための努力はしてきましたといはいえ、今自分が立っている土台や状況も幸運が続いて手に入れたもので、いつ滑り落ちてもおかしくなかったのが現実。今の経営状態が続くとは思えないし、安穏としているつもりはありません。大変な事態やさらなる不景気が来るから、今のうちにたんまり稼いでおけ!という気持ちになっている人をチラホラ見ますが、災害への対応や回復力なんかを見ても、お金があるだけでは生き残っていけないような気がし、少し前に述べた今回っているシステムの寿命と合わせ、

 


今を生きるというより、どうやって生き抜くか。。というところに気持ちが移ってきています。

 

 


私は団塊ジュニアのピーク世代ですが、就職氷河期世代だったとはいえ、ここまで来るとは思いも寄らない状況です。寄らば大樹の陰、護送船団、和を以て貴しとなす、終身雇用。。。それらが通用しなくなったり神話であった事が明らかになっている中、模索を積み重ねていこうと思います。

 


生き残れ 005

 

生き残れ 005

 

学生時代、創部したこと以外、特段に尊敬してはいない先輩が、「(ルーズボールの密集なんかで混戦して)転んだ時、とにかくすぐ立ち上がって周りを見ろ!」と口を酸っぱくしていたのを、強豪国のディフェンスに潰されても、ケロッとしてすぐ立ち上がる松島選手を見て思い出しました。

 

 

混乱していると自分まで自暴自棄にもなるし、気合が入っていないと、PDCA(笑)の、PDで終わってしまうし。。。とにかく、転ばされたり、何が何だかわからない時は、すぐに立ち上がって頭を動かし、何が起きてるか周りを見回すことを機械的に条件反射的に実装して生き延びていこう。

 

 

転ばされたり弾き飛ばされること前提でぶつかっていき、ぶつかったらそこで周りを見回し、見渡し考えよう。


生き残れ 004

 

 


「あなたは自分のことしか考えていない」

 


と、20代後半の自分に、はっきり自分の目を見て伝えてくれた女性がいました。

 

 


小さな成功で粋がっていた自分にその言葉はショックで、なんとか誤魔化してしばらく過ごしてしも、その言葉は心の中に残って今でも消えません。重くなったり時々見えなくなったりしながら、すぐネジが緩んでしまう自分を、引き戻してくれます。この言葉と、阿呆な旅の経験と、大きな転換、選択を迫られた時の気持ち。

 

 


要は初心を振り返りながら、

 

 


瑣末なことに右往左往したりイラついたりする時に「1,2,3…..」とカウントしながら鎮めたり、言葉を選んだりしています。こうやって書くのは楽で、実際はなかなか大変ですが。

 

 


どうやったら、次の時代に生き残っていけるのかを模索していますが、「自分のことしか考えない」では、生き抜いていくためのコア、何おために自分が立っているのかがどうしても育たないという実感と、自我を捨て(たような心持ち)た時に、幸運やタイミングがやってくるような出来事が自分や周りで起きているため、巡り巡って「誰かのために生きる」ことに自覚的であるべき、どうしても理解してもらえない場合は、最終手段、「誰かのために生きる方が得!」と伝えることもあります。

 

 

私だってたかが、45年生きてきただけなのですが(笑)


生き残れ 003

 

生き残れ 003

 

 

旅仲間が、国連加盟国全てを巡ったというスペイン人を連れて、飛騨に遊びに来てくれました。

 

 

自分で言うのも。。の極みなのですが、連れてこられたスペイン人の旅人は国巡りをしている旅行者のダメな部分の原材料が多めな感じで、何かにつけて安いだ高いだ、中国がどうだこうだとかをのたまう感じでした。何かに取り憑かれたような以前の私を見るようでした。

 

 

私自身は、たまたま最後の国がリビアであったために、入国できなかった時に、歩き旅が好きになったりして興味が移ろい、最後のリビア旅は嬉しかったものの、達成感を得るには程遠く、ぼんやりとその先を見据えていたものの、やはり異様にコストコンシャスで、カロリーゼロな自己満足に縛られていました。

 

 

自分の国の経済がダメだ、お金がない、何かやるにも競争が激しすぎて大変だ、グローバリゼーションetc… と、話が建設的でない方向にすぐ向いてしまうので、

 

 

「そんなことを日本の山の中にまで来て語るために、お前は生活を投げ打って旅をしたのか?色々大変だろうけど、バックパック一つで生き抜いてきたことや、自分しか見たことがない景色を人に伝えて人に勇気を与えろよ・・・。儲からないけど、カフェは、いながらにして君のようなツーリストが来たり、ローカルとの間に立ってるような感じになって楽しいぞ!(それで生き抜こうぜ!)」

 

 


と伝え、制しました。

 

 


自由に楽しく旅や生活をしている現役の旅人や浮浪者には、同じことを言っても、流されてしまったり、響かないのですが、国巡りバカな仲間だからこそ、伝えることができました。

もちろんこの言霊に彼も僕もしばらく縛られるだろうけど。

 

日本に来て新幹線に乗って旅してるのに、白川郷の1000円の駐車場が高いだ安いだ言う暇があるなら、難関国や未知の国に足を踏み入れ、それをアドレナリンにかえて、次の未知を自分のものにしていったことを思い出し、グローバリゼーションや金欠を乗り越えろ!


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