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吉野川(三好大橋〜美濃田の淵)

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吉野川(三好大橋〜美濃田の淵)

もう少し経験値を積んでから大きな川に挑むべきだけれど、下りたい気持ちが抑えられずに吉野川。

出港地点に一番近い三好市の箸蔵郵便局に荷物が届くのが午後3時頃、高松空港からの直通バスで琴平についたのは9時過ぎ。次の普通列車まで時間があるので、金毘羅さんをお参りした。

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金毘羅さんは、舟乗りの皆さんに古くから信仰された神様。沈没してもいいから命だけは守ってやってください。。。。とお願いした。

奥の院までを往復すると、一両編成の普通列車は出発間際。

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途中のスイッチバックの駅で、鉄道大好きさんが、嬉々としている。知らない土地の同世代の人間と話すのって、すごく素敵な時間なのだけど、今回はなんだか気圧されてしまってタイミングを逸してしまった。

箸蔵の郵便局にはまだ舟が着いていないようなので、三好大橋近くの吉野川を見学しつつ、ローソンで一休みしながら下調べしたりして過ごす。舟を受け取り、舟を組み立てて出港したらもう4時過ぎだった。

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発送@品川郵便局
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受け取り@箸蔵郵便局

スカウティングの通り、三好大橋をくぐるとすぐに右に曲がる直角のカーブと瀬。吉野川の迫力に圧倒され、心細くなっていたけれど、なんとかクリアする。初っ端の初っ端でいきなりの洗礼。楽しさやスリルというより、怖かった。そんな気楽な遊びじゃないな。。。と感じる。
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四国のビューティフルリバーには数段劣るなんて言うけれど、多摩川でチャプチャプやっていた自分からすれば、こんなに野太い流れなのに水が澄んでいることに改めて驚かされる。

土讃線、徳島自動車道の橋を連続で越えてしばらく漕ぐと、中州が彼方に見えてくる。中州左側は水しぶきと白波をたてる激しい瀬。右側は流量少なめ。浅くなったところで船を降り、荷物を取り出して動かし、舟に戻って舟を担いでポーテージした。水はまだまだ冷たい。

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背を越えるとトローンとした池のような淵になる。流れが止まって、船が進まない。石がニョキニョキと水の中から生え、わかりづらかったが、予定していた上陸ポイント、美濃田の淵に無事到着。

テントを張るものの、キャンプマットを忘れる(salt lakeの倉庫に置きっぱなしだ。。)という失態のため、寝心地悪い上に体が冷えて何度も目覚めてしまった。

多摩川(多摩川駅〜国道1号の橋)



多摩川(多摩川駅〜国道1号の橋)

二子玉川から友人がおりてきた舟を二人乗り仕様に換装し、本日は、嫁さんと多摩川駅からタンデム行。嫁さんの母国にあって日本にないもの、それは清流かもなんて思う今日この頃。贅沢させてやれない分、こういった川旅なんかを時々ご馳走しよう!な計画の第一弾。。。。

。。だったが、干潮の多摩川下流域はさすがに清流には程遠い。流域に住む人々を浄化し、塵や芥を集めきった川は分解臭が漂っていて、かつては払沢の滝の飛沫のように清廉であった水も、弱り切って力を失い、年老いている様子。潮や風で色々あるだろうけど、気力体力的に国道1号船の橋の手前が、ゴール地点には相応しいように思え、そこで上陸した。

そんな多摩川下流旅だったけれど、嫁さんは川旅の良さを十分に感じてくれたようで一安心。

公園で船を洗い乾かしていると、隣には河原に遊びに来ていた家族。お母さんが僕と同い年くらいで、お子さんが中学生くらいの女の子と高校生くらいの男の子、もう一人、30手前くらいの男性。

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虫あみで何かを勝手に追っている男の子、バドミントンで盛り上がる三人の姿は、ザ・多摩川の昼下がりの景色だったのだけど、男の子の昆虫採集のことで、虫を家に持って帰ってはいけない、いや持って帰るの押し問答がいつしか突然始まってしまい。しばらくすると、バチンバチンお母さんが男の子を平手打ち。

「殺して標本にするのも、それを家に持って帰るのもだめって何度も言ってるでしょ。親の言うことは絶対なの。」

とお母さん。「そんなのおかしい」と男の子。悲しそうに黙ってる女の子、お母さんと同意見な男性。うまいことまとまって、さっきの仲良し家族に戻ってくれよ。。と祈りながら舟を片付けていたが、いつの間にか4人はいなくなっていた。

多摩川(二子玉川駅〜多摩川駅)

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多摩川(二子玉川駅〜多摩川駅)

第二回航海も同じルート。

舟を組み立てていると、「今年は雪が少なかったから水が少ないでしょう」なんて声をかけられる。昔の水量やら、野川や暗渠になった小川のことなどを話してくれる。この辺りのことにお詳しいので、いつからお住まいですか?なんていう話の流れで、おばあさんは自分は大正生まれですなんて言う。「お若いですね。大正14年というと、皆さん戦争に行かれた世代ですね。」と返すと、当時は看護婦さんをされており、東京大空襲の話なんかをしてくれた。「アメリカは火のついた焼夷弾をバラまいたんだよ。。」なんて。。。。。

子どもの頃、こんな昼下がりに野球をしていたりすると。広場には、野良人のようなオッさんが時折乱入してきた置き土産に、センソーの話をしてくれたなぁ、なんて思い出す。

おばあさんは、大正14年生まれ、もう90近いのか。

同じ川の同じルート、水量もまた同じくらいな川下り。

瀬がある場所も頭に入っていた上に一人乗り、侵入ルートも工夫できたので、丸石の上をコロンとぶつかった程度の穏やかすぎる川下り。二子玉川で乗り込んだカヌーを降りたのは、ゴール地点の多摩川駅近くの河原、履いてきた靴が全く濡れず、そのまま家に帰った。

多摩川(二子玉川駅〜多摩川駅) 処女航海

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多摩川(二子玉川駅〜多摩川駅) 処女航海

すぐにでも四国の清流に漕ぎだしたい気分だけれど、水難事故が多いのが川遊びをはじめとしたカヌー遊び。講習も受けるけれど「何かあっても沈しても死ぬことはない」と先達に教えられた近場の川で練習する。

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せっかくの処女航海がお気楽な上に清流からは程遠いのは舟に申し訳ないけれど、都会の喧騒から離れられ、流れに身をまかせることの心地よさに満足。地元の駅から二子玉川駅まで舟を担いで出かけて組み立て、多摩川駅の最寄の河原まで降り、舟をたたんで地元に戻る。平日休みの友人(共同購入者じゃない)が処女航海に付き合ってくれ、寒い今年の春で偶々暖かかった1日が、より素晴らしくなった。

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